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アンディー・ウォーホル 史上最高額に

5/9(月)NYクリスティーズのオークションで、

アンディ・ウォーホルの「マリリン・モンロー肖像画」が
1.95億$(約250億円)で落札された。

アメリカ人画家の作品としては、史上最高額となるのだとか。。

また昨年私はニューヨークへ行き、MoMA(ニューヨーク近代美術館)を訪れ、初めてアンディ・ウォーホルの作品を観た。

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第二次世界大戦後のポップアートを代表する作品「キャンベルのスープ缶」(1961年)を目の当たりにし、大量生産、大量消費の時代の空気感、また価値観を問題提起とする作品のおもしろさを感じ取ることができた。

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他にもポップアートを代表するアーティストには、
ロイ・リキテンスタイン、ジャスパー・ジョーンズなどなどいるが、

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彼らは大衆文化の光と影を象徴するテーマを確実に捉え、
連続的に展示したり、スケールアップすることでアートへの転用に成功している。

それは一見誰にでも作ることができるように見えるが、
その時代を生きながら、俯瞰した視点で時代性をうまくとらえ、
世に問題提起とするアイデアと実行力は誰にでも真似できることではない。

その点でまたひとつ素晴らしい作品に出会うことができたと感じた。


さて、そんなアンディ・ウォーホルの作品約200点(うち日本初上陸100点)が「アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO」と題して、2022年9月17日(土)〜2023年2月12日(日) 京都市京セラ美術館にて開催されるそうだ。

ウォーホルがこんなにたくさんの作品を残していたことに私は驚いた。

59歳の若さでこの世を去ったウォーホルだが、やっぱりアーティストは作り続けるからこそアーティストなのかもしれない。

ポップアートの誕生から70年近く経つ今、
私たちは歴史から何を学び、今に活かすことができるだろう?

自分のできる範囲で構わない。できることから実行していきたい。

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