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よく眠る

辛い気持ちから回復するために

会社を辞めるまでの最後の1か月くらいは、眠いのに眠れないという日々を過ごしていました。疲れていても眠れない。お腹もすかない。やたらのどが渇く。思考はぐるぐるしていて全く休まらない。ちょっとしたことですぐ涙が出るとかもあったかも。
とても普通じゃない状態でした。
辞めてからも、たった2年しか働かずに辞める結果になった自分に悔しい気持ちもあり、もっとうまくやれたんじゃないか、とか自分を責める思考になることが多くて、それがすごく辛かったです。

どうにかその思考から逃げられないかと、今まで時間がなくてなかなか見れなかったNetflixで長編ドラマをみたり、youtubeで興味を引くものをかたっぱしから見たり・・
心落ち着かせたいとヨガしてみたり、友達に話してみたり、心落ち着きそうな公園や神社に行ってみたり・・

でも色々したけど結局は、ぐーっと寝るのが一番効果的だったと思います。
寝れば寝るほど、からっぽになっていた自分のエネルギーが溜まってくるのがわかりました。
寝すぎの頭痛と睡眠を繰り返しながら、だんだんご飯もおいしく食べられるようになってきて、グルグル思考も落ち着いてきました。
エネルギーが溜まってくると、家族にも優しくなれるし、この先のことも少しづつ考えられるようになりました。

結局すごく疲れていただけ

2年間勤めていた仕事は、車通勤で1時間弱かかるところでした。
朝7時半前には出て、高速道路をぶっ飛ばして通っていました。
夏はまだましなんですけど、雪国なので、雪が降るとのろのろ運転になるため、1時間半とかかります。
定時は8時半~17時半でしたが、朝は7時20分くらいに出て、
帰りはどんなに急いでも6時半過ぎになりました。
子供を預けている実家に迎えに行って、大急ぎで家に帰ってご飯の準備→夕食→寝かせてと諸々やっていたら、気づいたら21時半とか。
そこからぼーっとしてお風呂入ってもう寝るだけの体力しか残ってませんでした。洗濯は夫がしてくれていました。
子供の用事などの埋め合わせもあって、早朝勤務や土日出勤もよくしていました。
しかも通って半年後の雪道で、自動車の交通事故にあって(大したものではないです)頸椎ヘルニアのせいで左腕がともかく痛いという状態もあって、腰や背中もいつも痛くて肉体的にも疲弊していました。(痛み止めを毎日飲んだり、整形外科やリハビリ、整体に週3とかで通っていました)


辞めれた自分をほめる

こうやって改めて振り返ってみると、やっぱり無理していたと思います。
疲れないわけがない。
むしろ私の体、よく頑張っていたなと褒めてあげないといけないくらい。
自分がぶっ壊れる前に(壊れていたかもとも思う)、辞める決断をできた自分をよくやった!と言ってあげたいです。あのまま続けていたら、もっと最悪な形で強制終了になっていたかもしれない。

ちなみに、職場を辞めた主な理由は人間関係です。
上司に対してこんな奴とやっていけない!と我慢できなくなって辞めたって感じです。(すごく乱暴な書き方ですけど)
でも結局のところ、私自身の「こうあらねばならない思考」とか、こっちの考え方が絶対正しい!みたいな「いらない正義感」が上司といい関係を構築できなかった原因だったと今なら思えます。
自分の正しさに固執してました。柔軟性が全くなかったです。
慢性的に疲れていて余裕がなかったのだと思います。

なんでそんなにハードに働いていたのかというのも、私の思考のクセとか、自分自身で植え付けた価値観、こうあらねばならない思考が原因です。

新しい自分になるために、自分を顧みることをしていると 
「こうあらねばならない思考」「いらない正義感」がホントに良くないなと思います。色々こじれる時って、正直全部その思考から起因したことばっかり。考えれば考えるほどずっとそれです。本当に恥ずかしい。
全然遅すぎるけど、生きてるうちに気づけただけマシかって自分を慰めています。そんな自分も認めて愛してあげたいと思います。

今後もこの思考から抜けるために挑戦していることをまた書いていきたいと思います。



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