恐ろしきかな究極の謎肉をつくる企業
手軽に空腹を満たしてくれる強い味方
カップ麺
お昼時コンビニへ行くとかなりの割合でカップ麺を携えて店を出てくる方と遭遇します。
店先の駐車場に止まっている車の中でも美味しそうに麺を啜りスープを飲み干す方の姿を見ることも多数。
そんな世の中を作った張本人は、カップ麺さらには即席麺のパイオニアかつ人気No. 1を誇る『日清食品』であることは誰もが知るところです。
そんな日清食品が近頃様々なところで活動していることが目立ちます。
なければつくっちゃお
チキンラーメンを開発した創業者の安藤百福さんよろしく日清食品はこれまでも世の中に無ければ作ってしまえばいいと具現化してきたわけですが、ついにやってくれました。
それは
『0秒チキンラーメン』です。
以前からチキンラーメンの麺をお湯をかけることなくポリポリと食べることが美味しいと我々ユーザー側で話題になっていました。誰しもが麺をそのまま食べた経験はおありでしょう。
ラーメンスナックとして美味しい。しかし、いささか塩っぱい気もする。という声もあったことは事実です。
日清食品はそんな巷の声に日頃から敏感で、今回もやってくれました!
なんと商品化というレスポンスをしてくれたのです。
従来のチキンラーメンの麺より塩分を半分にすることで塩っぱさを低減した、そのまま食べる専用のチキンラーメン。
明日4月4日に発売です。
この遊び心ある日清食品にはいつも驚かされ、楽しませてもらっています。
以前も以下のように記事に致したことがあります。
健康をまもる
『カップ麺はカラダに悪い』
そんな言葉を耳にする
たしかに手軽だからとカップ麺ばかりを食べると栄養が偏り不健康になるリスクはあるかもしれません。何事も過ぎたれば及ばざる如しですから、殊更カップ麺ばかりを悪者にすることもありません。
しかし日清食品は、このことを問題として捉えているのでしょうか、あるいは日本人の健康を願っているのでしょうか、
食事前に飲むだけで、脂肪、糖、塩分を積極的に体外へ排出出来る商品『トリプルバリア』を発売しています。
中性脂肪・血糖値の上昇を防ぎ、血圧を下げてくれるとは、生活習慣病に真っ向から挑み予防・改善してくれる強い味方ではありませんか。
まるでカップ麺などの自社製品を食べる際の背徳感・罪悪感を低減することで、さらに気軽にカップ麺を食べて欲しいという願いなのではと思ったりしますが、もっと先の我々の健康を願ってやまないと思わされました。
未来を思う
先程の思いが確信に変わりました。
日清食品は、なんと、肉を培養しているというのです。
タンパク質の摂取が声高に叫ばれる昨今、とくに牛肉は環境負荷が大きく、将来の食糧問題を考えるとなかなか手に入りづらい状況となってくるかもしれません。
その行き着く先は無印良品が積極的に進める『昆虫食』かもしれません。
そんな暗い未来を憂う肉好きな方には朗報ですね。
こんなことまで日清食品は考えているのだと感服しました。
若者のココロをつかむ
巷で話題の『スリコ』
3COINSの略称なのですね。
このスリコでカップヌードルと関連グッズが販売されています。
もはやファッションのアイコンとしても機能しているカップヌードル。古びないように、若い人の心にもしっかりと根付いて、国民食としての盤石の備えにも見えてきます。
おわりに
あらゆる側面から食を通じて社会へと向き合う。
カップ麺の手軽さは、ときに家計を救い、災害・緊急時に役立ち、異国の地でホッとさせてくれたりもします。
しかし手軽さゆえに過剰に食べて健康を害してしまう、そんなことがないようにと健康面にも向き合ってくれる。
さらには未来まで。究極の謎肉を作ろうとしているのだから驚きます。
日清食品のこれから益々の活躍に目が離せません。
おしまい
以下にはこれまで日清食品に関して記した記事を紹介致します。