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時を経て真価がわかる【100均 付箋の巻】
これまでに何度かの記事にてお話ししていますように、蔵書の断捨離を今までにない規模で達成したのですが、
そのなかで気づいたことがあります。
思わぬ展開…
私は本を読んでいて気になる箇所に付箋を貼るようにしています。
書き込む方法もありますが、出来るだけ不可逆的かつ非破壊な方法でいきたい。
それは手離す時の価値を維持するためともいえますが、書込み派からすれば、そのような生半可な心意気では、知識も自分のものになっていないと叱られそうです。
以前、以下のように記事にて記したように、ベストバイとまでいわしめたダイソーの付箋でしたが、大変なことが起きてしまいました。
綺麗に剥がせない
付箋を貼ってから数ヶ月から長いものではひょっとすると10年近く経過したものもあると思います。
ただし外観からも現行のダイソー細形付箋と同じものは古くても数年前に貼ったものになるようです。
それらを一つずつ剥がそうとしていると剥がした後に糊が紙面に残ることがわかりました。
剥がした後のページに触れるとベタベタするのです。
さらにごくたまにですが、剥がそうとすると、接着面の紙が一緒にくっついて剥がれる。 つまり付箋が接していた箇所の紙が破れてしまう悲惨な状況が生じたのです。
綺麗に剥がれる
付箋で目印をつける読書法を行い始めた初期の頃は、以下に示すポストイットを付箋を使用していました。
こちらダイソーの付箋と見紛う作りでありますが、決定的な違いとしては1つの商品が約300円することです。
資金確保のため、ダイソー商品に手を出したのでした。
今回の蔵書からの付箋剥離作業では、こちらのポストイット精品も剥がしていました。
「なぜわかる?」
そうですね、付箋の違いがわかるのか?
ええ、若干幅が異なります。ダイソー商品よりポストイットのものの方が広くなっています。
そしてポストイットの付箋を剥がした後、糊が残る現象は皆無でした。
さらに紙が剥がれることももちろんみられませんでした。
まとめ
数年後のことなどわからなくて当然なのですが、ここまで明瞭な違いが出ることに驚愕でした。
いまやコンビニにも入るような圧倒的人気を誇るダイソーですが、今回の(結果的には)実験では、『安かろうが悪かろうが』という結果と相成りました。
同一に見えるダイソー商品にもロット差や製造業者は異なる可能性はあるでしょう。
したがって現行モデルの数年後のパフォーマンスは異なった結果となるかもしれません。
3倍の価格差をどう考えるか。
所有した書籍に対して、転売を踏まえて非破壊的保存を行うためにコストをかけることをどう思うかが意見の分かれ目だと思います。
しかし頼れる味方のはずだった商品の経年的変化が散々な結果となったことを実体験をもってお伝えしたいと思いました。
蔵書を痛ませたくない付箋派のお目にとまれば幸いです。
おしまい
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