日々見つめるものだが説明出来ないもの
お手洗いとは、誰しもが1日に数回必ず立ち寄る場所。
置かれている便器の形状などに依存して、位置は微妙に変われども、用を足す際に必ず目にしているものがある。
それはこちら。
これは何なんでしょう?
正しく答えられますか?
かくゆう私は、トイレを何かしら清潔に保つためのモノだろうとまでは考えていたものの、なんだか正確には良くわからないというのが正直な答えでした。
というわけで調べることにしました。
臭い
こちらの製品ですが、
まずトイレの臭いを防ぐ効果があるそうです。
臭いは、尿が細菌によって分解され、最終的にアンモニアが発生して生じるのですが、薬剤によって化学的にこの臭いが生じないようにしているようです。
詰まり
続いての機能は、トイレの詰まりを防ぐそうです。
我々が日常的に使用する際にはあまり気にすることがないトイレの詰まりですが、時折詰まっているために使えないトイレに遭遇することもあります。
よって詰まりが起きてしまうととても困るのですが、それが稀ということは、どこのトイレも適切にメンテナンスされている証左なのでしょう。
とはいえ、技術は進歩の一途をたどっているばかりと思いきやそうとも限らず、少量の水で洗浄するエコのトイレは、洗浄が不十分となって、却って詰まりを助長している背景もあるようです。
その詰まりの原因となるのは、尿石だそうです。尿石とは、人の尿に含まれている尿素やたんぱく質などの各成分が、細菌の働きによって変質し、便器や配水管内、便器周辺の床や壁に付着したもののことだそうです。
この製品は尿石をつくる原因となる細菌の繁殖を抑えるそうです。
感染源とならないように
公共のトイレは不特定多数の方が利用するので、細菌などによる感染源となるおそれの大きい場所です。
本製品が細菌の繁殖を抑えることによって、リスクを低く抑えることができるなら頼もしい存在です。
ところでトイレ内で最も細菌の付着が多い場所はどこでしょうか?
実は個室のドアの取っ手だそうです。
体を拭いた後、手を洗う前に触れる取っ手orドアノブが最も細菌がついているんですね。
おわりに
身近にありながら、普段よく目にするもののはたらきを知るとさらに理解が深まります。