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Photo by
golchiki
ポーポーってなんですか?
謎に満ちた世界
世の中実に知らないことで満ち溢れていると日々思うのですが、
『幻の果実』
と聴くとなんだかとっても魅惑的な名前に惹かれますし気になります。
その『幻の果実』がひとりでに庭に生え、やがて実をつけたという話がありました。
幻の果実
この『幻の果実』は『ポーポー (ポポー)』という果物らしいのです。
ポポーは、北米原産の落葉性の果樹。果肉はクリーム状で、マンゴーとバナナを合わせたような濃厚な甘みがある。
となにやら美味しそうです。
熱帯性ながら寒さにも強く、育てやすいため、日本でも明治期以降に一時ブームを呼んだが、定着してこなかった。
どうやら、かつて日本でブームになったというのです。
調べてみますと
温帯で生育する数少ないバンレイシ科の樹木。温帯果樹といっても寒さには非常に強い。
とあります。そうすると四季がある日本で、冬の寒さにも耐え得るということでしょう。
春に腐肉臭のする紫色の花をつけ、秋には黄緑色の薄い外果皮を持つ果実をつける。問題となる病害虫はほとんどなく、薬剤散布なしでも栽培できる。
病害虫がなく薬剤も必要ないのであれば、確かに先のニュースのように、種を捨てただけでも育つことが納得できますね。
果肉は黄色から薄いオレンジ色でねっとりとした食感。とても甘く、香りが強い。この強い芳香のために、人によって好き嫌いが別れる。
実際どのような香りなのかが判りませんが、とにかく匂いが好みをわけるポイントのようですね。
日本では明治頃から富豪の屋敷で栽培が始まり、細々と実生苗が出回った(高価で)。戦後には主食として食べる家もあったという。
こちらにも過去に普及していたことが記されています。
しかし現代においては、なぜあまり出回っていないのでしょう?
理由の一因として、どうやらデリケートな性質が挙げられるようです。
傷みやすく味落ちしやすく流通が難しかったため、栽培している農家さんが少なくなってしまったから。
ポーポーを食べてみたい
偶然見つけて食べてみた方のコメントによると
味は、柿、ライチ、バナナ、メロン。プラス、カスタードクリームのような口当たり
となにやら想像すら出来ない味です。
しかし食べているうちに慣れて美味しく感じたということです。
おわりに
この『ポーポー』は、検索すると通販などでも手に入るようですが、どこかで見かけたら手に入れてぜひとも食べてみたいとますます思いが募って参りました。
おしまい
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