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【転職経験談】転職理由が"ぶっちゃけネガティブ"の時、どうしましょ汗汗汗

こんにちは。
暑すぎて1日にTシャツを3枚変えているぴょりです。

よく「キャリアアップのための転職」みたいなこと聞きますよね?

ですが実際にマイナスなことが全く無く、完全にプラスなことだけで転職する人は少ないのではないでしょうか。私自身もそうですし、私の先輩(社会人8年目)もそうでした。

しかし、面接の際に転職の理由がネガティブであることを伝えてしまうと十中八九不採用になります。(社会って厳しいですね泣)

私も実際ネガティブな理由で転職を考え始めました。
でも、どうにかなりました。

私自身、この「転職理由を教えてください」という質問に対して、最も時間をかけました(精神も摩耗しました)。
どのようなステップで面接官に理解してもらったかを共有できればと思います。

1-1 そもそもなぜ本音で話してはいけない?

企業としては、求職者に対して、採用するからにはできるだけ長く働き、成果を出し、企業に貢献してほしいと考えています。

長く働いてもらうためには、求職者が何を求めて次の環境を求めているのか、何をモチベーションとして動くのか、という点を明確にする必要があります。

その際、モチベーションの源泉が「〜するのは嫌だ」「〜は自分には合わなかった」のようなネガティブな内容だと、「その条件が満たせないなら環境を変えよう」という意思決定をする人だと認識されてしまいます。

企業は個人の意思よりも、企業全体として利益を最大化することが重視されますよね。全てが全て自分の思い通りにはならないことの方が当たり前に多いです。

つまり、企業のビジョンに対して突き進んでくれない人材は基本的にNGということです。

2:じゃあ転職理由は取り繕えばいいのか

でも求職者にとっては、正直、企業が存続しようがしまいが、極論どうでもいいですよね。(極論ですよ!?)

「とにかく、現状を変えなければいけない。」
「よりよい環境に身を置きたい。絶対に内定を取りたい」
「働きたい!稼ぎたい!」

キャリアアップのための転職で前向きな理由しかない人ももちろんいらっしゃると思いますが、上記のような気持ちが正直なところかと思います。

そのために受かるための行動をしてしまいます。
クチコミサイトで実際に受かった人の志望理由や選考での対応をインプットし、それを実践してみる、みたいな行動している人も多いのではないでしょうか。(実際僕も転職についてよくわからない時はそのような行動を取ろうとしていました。)

ですが、取り繕った選考対策は、どこかでボロがでます。連日、何名もの面接をしている採用担当にとって「しっかり自己開示をしているか」「自分の頭で考えた回答か」ということは簡単にわかるそうです。(表情や話し方からもわかりますが、多くの場合話の繋がりや一貫性の点でズレがあるようです。)

受かるためとはいえ、自分自身の経験や価値観、現状感じる不満、転職先に求めることなどを踏まえていない、さらにその一貫性がない志望動機(その他質問への回答)は採用担当の信頼を得ることは難しく、僕は反対派です。
(新卒就活の時に、たくさん嘘をついて人気企業の内定を複数獲得した人もいましたが、結局今になってとても悩んでいます。仮に受かったとしてもいいことはなさそうです。)

3:どのようなステップで考えれば良い?

では具体的にどのように考えればいいのか。

私なりのステップをまとめますので、ぜひステップごとに実際に手を動かして進めていただけると嬉しいです。やり終えたら、ざっくりとかもしれませんが、ご自身の転職の理由が明確になるかと思います。

3-1:現状のネガティブな転職理由を書き出す

どんなことでもいいのでまずは現状で不満に思ってることを書き出します。本当になんでもいいです。
・給与が低い
・上司と合わない
・働き方が合わない(リモートワークができない)
・仕事がつまらない
・企業の将来性がない
・入社当初と条件が異なる
・裁量権がない
・会社の雰囲気に合わない

どんなことでも問題ありません。とにかく書き出してみてください。

3-2:なぜ上記の不満を持ったのかを考え、書き出す

不満を持った背景やきっかけについても整理していきます。
自分が仕事をしている中で無意識に不満に感じることは一度立ち止まって言語化しないと、また無意識のうちに新たな職場でも感じてしまう可能性が高いと思います。

仮に転職が成功したとしても、同じミスは繰り返さないように、自分が無意識に苦手だと感じることを言語化してみましょう。

具体的には、「先月の××日、上司の〇〇さんとのミーティングで▲▲と言われた。それから〜〜に関して不満に思うようになり〜」のような形で書いてみてください。

3-3:上記の不満を自分で解決できなかったのか考え、書き出す

ここが重要です。

今まで転職を志望する人向けに文章を書いていますが、まだ企業をやめていない人は「現状を自分の力で変えられないのか」という点をぜひ一度考えてみて欲しいです。企業に対してまだ自分の不満に関して改善できるような行動をできていない状況で転職を優先するのは、リスクが大きいと思います。
不満を持っただけで転職してしまうと、次の職場に行っても同じことでまた転職が不満を回避するための手段となってしまうからです。

すでに退職している人の場合は「過去に帰れるなら不満に対してどのように向き合うべきだったのか」を考えてみましょう。企業や組織は完璧ではないので思い通りにいかないこともたくさんあると思います。自分はどうすれば快適に、ご機嫌に働けたのか、また新しい職場でうまくやっていくためにはどうすればいいのか、という点に関して整理してみましょう。

転職する上で最も大切にしたい軸に関してだけでも問題ありませんので、転職した後にしっかり活躍できるように、言語化を重ねましょう。

3-4:不満をどのような環境だったら解決できるか、自分が何をすれば解決できるか言語化してみる

今までで整理してきた、転職のきっかけや、過去の失敗、トラウマを踏まえた上で、転職先に求める条件を上げていきましょう。

ここはシンプルですが、できるだけ具体的に上げていくのがいいと思います。

転職の動機がたくさんある人は、優先度をつけるのがいいと思います。全ての条件が満たせる職場もあると思いますがトレードオフになることもあるかと思いますので(研修がしっかりしている≠裁量権がある のように)譲れない条件を三つくらいに絞ってもいいと思います。

3-5:上記で考えた解決策をポジティブな言葉に変えてみる

実際に面接でどう伝えるか、が最も大事ですよね。

本来なら全部正直に話して、自分の苦悩やビジョンを受け入れて欲しいと思うところですが、前述したようにマイナスな表現をしてしまうと基本的にNGです。

ですので、今まで整理してきたことをポジティブな言葉で伝えるのと、将来性やビジョンを伝えられるような言葉を選んで転職理由や、志望動機を書いてみましょう。

まとめ

少し抽象的な表現が多くなってしまったかもしれません。今回伝えたかったこととしては、意思決定軸の整理、意思決定軸から転職先に求める条件を明確にすることが重要だということです。

普通に働いているとなかなか立ち止まって考える機会が少なくなってしまうと思います。転職抜きにして振り返る機会を作ることが大事だと書きながら感じました。

p.s

今回記事を書いてみて、仕事は課題解決の連続だなぁと感じました。
対クライアントや対社内メンバーもそうですが、対自分という観点も忘れてはならないなぁと思います。自分自身を最も機能させるために、自分の資質や適性を理解して毎日自分とも向き合いながら仕事をしていくように私も頑張ります。
暑くなってきて、毎日びしゃびしゃですが、お水たくさん飲んで頑張っていきましょう。

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