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お金の前に、忘れてはいけないこと。

フリーランスで活動をしていると、喉から手が出るほど欲しいものがあります。

それは、安定した収入。

どんなにやりがいのある仕事を見つけたとしても、それが自分にとって天職だと感じたとしても、先立つものがなければ生活は成り立たない。

天職だったら、お金は後からついてくるはず!

と、楽観的に行きたい(生きたい)ところですが、どうも、ただぼんやり口を開けて待っているだけでは、お金は入ってこないらしい。(既に体験済み😅)

貯金は刻一刻と減り続け、「生きているだけで発生する」費用、住民税や国民健康保険料、国民年金の請求に追い立てられ、ヒーヒー言う月もあったりするわけで😭

生きるって、簡単じゃない。。。

そしていつしか、人はおかしな思考プロセスに支配されはじめるのです。

月収○○万円稼ぐには、◇◇を△本、✖️✖️を□本売って、さらに足りない分は不労所得と副業で賄って・・・ひー、それでも今月まだじぇんじぇん足りない・・・😭

心臓がドキドキしはじめて、仕事が手につかなくなり、どんなに睨めっこしたところで金額は増えない貯金通帳(現代においてはスマホの画面ですね)を恨めしい目で見つめながら、取らぬ狸の皮算用に頭を悩ませる日々。

これ、少し前の私でもありました😅

自分のサービスを売るために、営業やプロモーション活動をするのはもちろん大切。自分のやっていることをたくさんの人に知っていただく、その有効性を理解してもらわなくては、売り上げは上がりません。

しかし、勘違いしてはいけないのは、その順番だという気がするのです。
営業やプロモーションが先立ってしまうと、数字を達成することが目標になってしまい、大切なことを見失ってしまう。

月並みですが、まずは目の前のお客様一人一人と向き合い、その方にとって自分のサービスがどのように役に立つのか、自分が何を提供できるのか、そしてそのサービスの先に、どんな社会を目指すのか、まずはそこに焦点を当てることが大切なのだなぁ、と、しみじみと感じています。

事実、インタビューのお客様の8割は、口コミやご紹介だという現状。
目の前の一人一人のお客様に満足いただくサービスを提供することで、お客様が次のお客様を呼んでくれる。
そんな理想的なスパイラルを目指して、焦点をブラさずに、しかし地道に営業やプロモーション活動を続けていくことが、唯一、金銭的な豊かさを得る道なのかもなぁ、と思う今日この頃。

ローマは1日にしてならず。
定収入は棚ぼたでは手に入らない。

長期的に構えながら、見据える場所を間違わずに、淡々と続ける。

それが遠回りのようでいて、一番の近道なのかもしれません。

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パーソナルライターおくやま・ふみ
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