AIにお任せしてみたところ・・・
こんにちは、ぷるるです。
自分の言葉が、パッと絵になる!そんなスゴい力を持つアイツ。
『DALL・E2』を試してみました。
DALL氏の存在は、小沢健二のTwitterで知ったのですが、絵を描くAIの存在が私はとっても気になりました。
絵とはエネルギーの具現化。作者の念がこもった絵を愛する私としては、ちょっと複雑な気持ちだったのも事実です。
でも、進化を思い込みで狭めるのはもったいない・・・
それならば、試すしかあるまいと言うことで、早速トライしてみました。
DALL・E2(以後DALLくん)は、言葉からイラストや写真を作り出してくれる、とってもカシコいAI。
その使い方はとってもカンタン。DALL・E2のサイトに行って、好きな言葉を入力するだけでした。
わたしは「ピカソが描いたモナ・リザ」を、お願いしてみました。
名画モナ・リザを、天才ピカソが描いたらどうなるのか。AIのお手並みを拝見しようじゃないかという、私なりの挑戦状です。
すると・・・
1分もしないうちに、4枚が完成!DALLくん、すっごく手が速い。
でもこれ・・・
ピカソ・・・か・・・・??
薄ら笑いを浮かべる長髪の女性の絵が4枚誕生しただけです。
確かにピカソは時代で画風が違う画家ですし、左から3番目は青の時代と言われれば、まあそんな気・・・はしない!
そこで、もう一度DALLくんに描いてもらうことにしました。
まず、描いてもらった中から、1枚を選びます。そして赤丸部分をクリック!
↓
これ、ピカソか・・・・??
というか、4枚ほとんど同じじゃない?これじゃ間違い探(以下自粛)
とにかく、DALLくんは何度でも新しい絵や写真を、生み出してくれる、スーパーAIだということはわかりました。
今のところはそれだけですけど。
またDALLくんは、一部分だけでも、気軽に描き直してくれる親切なAIでもありました。
「そんなこと、最初に言ってくださいよ!!」などと、怒ったりしない太っ腹。
わたしは「椅子に座ったサル」を描いてもらったあと、「変わった帽子」をおサルの頭に足してもらいました。
↓
あっという間に、3種類もの帽子が、おサルの頭に!
DALLくんと遊ぶうち、私はDALLくんが単語を伝えるだけでも、すぐ絵にしてくれることに気づきました。
「今」心に思うことを、より直感的にアートにする、芸術心あふれるAIだったのです。
そこで早速心のままに、
「鳥 アテネ シュルレアリスム 風船」
と、入れてみました。我ながら安直ですが・・・すると・・・
ワオ、マーヴェラス!!
なんだかプロっぽい仕上がりになりました。
わたしは、人が時間をかけ、自分と向き合いながら、作り上げるアートが、ほんとうに大好きです。
そしてアートには、作者の魂がそのまま現れると信じています。
だからこそ、同じイスを描いても画家によってまったく違う作品となり、見る側も心をゆさぶられると思うのです。
そして私たちは時代をこえて、作品とつながることが出来る。
だとすると、果たしてこれを『アート』と呼んで良いのか、迷うところです。
しかしDALLくんとの言葉遊びに、とてもワクワクしたのも事実。
「お、そんな絵にしちゃうんだ!」
「わたしなら、こう描くなあ〜!」
などと、つぶやいている自分もいました。
何回も描き直してもらうと、まるでDALLくんと協力して、自分の心を探っているような気がしました。
それに、AIとのコラボで、新しいアートが誕生したら、すごいですよね?
DALLくんは、人間の可能性をうんと広げるAIなのかもしれません。
さて、そんな賢いDALLくんは、タダで一緒に遊んでくれました。
DALL・E2のサイトに初めて入ると、「50dall」をもらえます。
つまり、無料で50回遊べるということ。
絵を1回描いてもらうと、1dall。
絵を1回直しても、1dall。
何をするにも、1dallかかります。
しかし、ご安心ください!
DALLくんは、毎月15dallを、タダでくれるのです。
なかなか太っ腹ですよね、DALLくん。
もし、1日で全部使ってしまっても、大丈夫。
1dallから、日本円で購入することができます。
ちなみに1dall=15ドル。今日のレートだと、2,055円・・・
たっか!!たかいよ、DALLくん!
いや、この画期的なアイディアを使うには、安いのか??
ちなみに有料サービスを使えば、DALLくんと作ったアートを、写真集や絵本にして、販売することもできるそうです。
もうAIとのコラボは、始まっていたようです。
DALLくんと出会うには、こちらのサイトからどうぞ!
ログインを押して、メールアドレスを入れると、DALLから「後ほど招待状を送ります」と書いたメールが届きます。
そう、DALLくんに会うのは、順番待ちなのです。
わたしの場合は、約1週間で招待状が届きました。
あとは招待状にあるURLにアクセスするだけ。
好きなだけ、DALLくんと遊べます。
サイトは英語ですが、ブラウザの翻訳機能を使えば、問題ありません。
でもDALLくんに創作を頼むときは、英語を使う方が良いです。
最後に、わたしが初めてDALLくんにお願いした作品
「星形の時計に囲まれた、3人の博士」
をご紹介して、お別れします。
上が日本語でお願いしたバージョン、下が英語でお願いしたバージョンです。
みなさまも、ぜひDALLくんと遊んでみてください。