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[2021-04]OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び

人によるのだと思うけれど、私の読後感はあまり良くない。自分とは違う世界感・価値観を目の前に提示されて、「すばらしいでしょう?さあ、あなたもご一緒に」と切迫されているような気持ちになる。

同じような境遇でこれに勇気をもらい、前を向ける人がいるならば、その人達にとっては、良い本ということになるだろう。読む人を選ぶ本だと思う。これまでの人格形成や文化的なバックグラウンドによって感じ方も異なってくるように思う。

この手の現代的なアメリカの文章に接した時に感じることに、人を”ハードウェア”と”ソフトウェア”に分離したようなフレームを感じる事がある。そしてソフトウェアの問題に対して、プロセスの変更や新しいプロセスを加えることで問題を解決していくのだということに躊躇が無いように思われる。このソフトウェアを知性と捉える向きもあるように思う。話は脱線するけれども、知性が人間のソフトウェアの全てなのか?そうではない部分を整理することが人間的なのか?もちろん、そうでない感情を整理せずには前に進めない状況を整理するためにこれらのアプローチがあるんだとは思うけれども、それとは違うアプローチの仕方、言い方は悪いがより人間的なアプローチの仕方があるように思うのだが、それがどんな方法であるかについては、言及できません。

ここまでのある種の露出狂は、精神異常ではないんかな。。話をまともに聞いてよいのかどうか判断が留保されます。

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