[2021-01] SPRINT 最速仕事術――あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法
グーグルベンチャーでやっている”デザインスプリント”っていうPoCをやろう、プロトタイプを作ろう、めっちゃ早い。成果でかい。っていう本。
まぁ、欧米のようにすべての従業員が自己主張し、自分の考えが優れていると考える人々の集まりでは有効な手法なのかもしれない。けれども、自分の考えを明らかにすることを躊躇う人々で形成された種族では全く機能しないんではないか?と思われる。もちろん一部のベンチャーやウェイウェイ系企業(アメバとか?)では、意見を潰すじゃなくて、集約するのに手っ取り早い方法かもしれない。
特徴的なのは、アイデアの採用を投票で決めたり、更に最後は、CEOが決めるっていう、要するにネタだしした上で、どれにするかは社長が決めるっていう、それのどこらへんにひねりがあるのかわからんが、新しい、スマートなやり方だとされていること。また、それに5日間連続参加可能な根性のあるサラリーマン社長というのも非常に稀ではないかと思う。これはこのデザインスプリントという方法が良い悪いではなく、文化的なバックグラウンドを考慮せず、西洋的な手法を取り入れてどうなのか?という種類の話は、実はとても多い。こうして日々のウェイ意見向けディスりネタを収集する勤勉な社会人たるオレでした。
実際デザインスプリンテイストでアプローチしたらみんな嫌な顔すると思うのよ、言い出した本人でさえ・・w