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1人じゃ何も出来なくて最高な話。

個人事業主として仕事をしてきて、
もうすぐ3年ほど経つ。

ひとりで仕事に挑戦してきてみて、
思ったのは、圧倒的に
『1人じゃ何も出来ない』ということ。

それはネガティブな意味ではなくて。

人間らしく、才能には凹凸があって、
みんながそれを補い合いながら
存在してるんだなって、感動したのだ。

それなりに満遍なく。

1人だとそうなりやすいと思う。

私のやっている美容のお仕事で言うと、
もちろん施術をするし、前後の接客もするし、
事務作業も、資料づくり、SNS投稿、
サロン方針、広報など何でもかんでもやる。

最初はそこにお金をかけて依頼するほどの
規模でもないと思っていたし、

誰に何を頼んだらいいのか、
世の中にどんなサービスがあるのか、
全く知らずに始めてしまったものだから

なんでもまんべんなく
自分でやってみることになる。

私は施術においてはプロフェッショナルを
目指しているけれど、

仕事として成り立たせるには
技術があるだけじゃ不十分なんだなと
痛いほど感じる。

私は施術以外もプロなのかといえば
全くそんな事はなく。

税理士さんとか、デザイナーさんとか、
広告屋さんとか、ライターさんとか、
いろんなその道のプロがいるのだ。

仕事として成り立たせるには
そういうスキルも必要なのだと気づく。

個人事業主こそ、人に頼らねば
ならないのではないか、、と。

才能の偏り。

偏りを補うために、みんなデコボコしてる。

会社だと、仕事を分業して、
適材適所に割り当てられて、協力して働く。
ほんと真っ当なシステムだと思う。

私はとにかく宣伝が苦手だ。
自分の言葉で人の意思を変えるのに
なぜか抵抗や罪悪感がある。

謎の抵抗感から、
自分の研究と想いに没頭し、
わたしだけわかってればいいワールドに
突入してしまう。

もっと表面の、入り口の
丁寧な説明をしなくちゃいけないのに。

頭の中にある考えや、構造を
どうアウトプットしていいかわからず、
ついて来れる人だけどうぞという

技術と理論を突き詰めていく、
マニアックな独自路線を
ここ半年ほどは突き進んだと思う。

頼ることを始める。

身近な人たちにも、色々なスキルがあって

私が1人じゃできない挑戦を
助けてもらったのが

本当に心地よかったし、
めちゃくちゃ感動した。

絶対にその人だから出てくる言葉だったり
できる行動だったり、
教えてくれることだったりした。

『Ricoじゃない』ってだけで
私にできないことが
あなたにはできるのだ。

それに気づいて、わーありがとうって
気持ちになる。

満点の星空のプラネタリウムが目の前に
広がってるみたいにみんなの才能が光ってた。

自然に力みもなくやり遂げる
みんながかっこよかった。

逆に、みんなができないことを
みんながやってよー!やってほしいって
私に言ってくれて、それも感動した。

ならば私は私に出来ることを
全力でやりたいと思うし、
教えてくれてありがとうと思ったし、
助けてくれた目の前の人の喜びに
力を注ぎたいと思った。

小さな世界でも。

はたから見たら小さな出来事かもしれない。

もっと理性的に賢く大人に社会的に、
大きく動かしてる人もいる。

けれど、応援し応援される喜びや、
才能同士がバチっとはまる感動を

すごく今さらながら知ることができて

まだ小っちゃいわたしの世界でも
宇宙全部分くらいの大きさの感動を
味わえて幸せな気持ちになれた。

私にとって本当に素敵な出来事だった。

わたしは気持ちだけはビッグなので笑

夢は大きく全国制覇のまま

私も私らしく一歩ずつ進んでいけたら
いいなーと思う。

Rico

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