2019世界一周クルーズ紀行【中編】
定年後の夢を叶え、2019年クルーズ船で世界一周旅行に飛び出した両親の話です。前編では横浜港からの出航を経て、台湾→シンガポール→モルジブ→ドバイ→オマーンへ寄港した様子をつづっています。
旅先のことだけでなく、船内設備や夜な夜な繰り広げられる交流イベント、移動(航海)中の過ごし方、事前に準備すべき持ち物や客層についてなど、実際に参加しなければわからない、「知られざるクルーズ旅行の内側」を豊富な画像資料とともにお届け。
この記事を読めば、日本発着のクルーズ船で世界一周をした場合、どの土地に降り(寄港先)、どのくらい1ヵ所にとどまり(滞在時間)、各国間の移動距離(日数)がいかほどなのか、大まかな状況を把握できます。
今後クルーズ船旅行の予定がある方、将来的に計画を考えている方、私のようにあとにも先にも一生縁がなさそうだけど、単に旅行記として興味のある方、クルーズ船の舞台裏を覗いてみたい方などなど、どなた様にも楽しめる内容となっています。
それでは、オマーンを出発後、道すがら海上自衛隊の朝霧に出くわした、両親のクルーズ旅行記を引き続き書き進めたいと思います。中編は目にも鮮やかで爽やかな地中海、ヨーロッパ紀行です。
5月9日:スエズ運河を超えて地中海入り🇬🇷ギリシャ「サントリーニ島」
両親を乗せたサン・プリンセス号は、予定通りスエズ運河を通過して紅海から地中海に入りました。左岸はエジプト、右岸はサウジアラビア。
社会科の資料集や地図なんかでよく見たり習ったりして、名前だけはよく聞くスエズ運河にはエジプト日本友好橋なるものがあるそうで、こんなところにも日本の存在があったのかと驚きました。
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