ハッピー・ハウス/ハートの扉の向こう側
Siouxsie And The Banshees - Happy House
★★★
★★★
十代の頃憧れたスージー・スー。私はスージーみたいになりたかった。パンキッシュでエキゾチック。一番最初に買ったバンドTもスージーだった。
ゴスの女王と呼ばれ始めたのはいつ頃なんだろう。あの頃は音楽ジャンルとしての「ゴス」なんて言葉あったっけ?
昔パーマをかけたらクルクルになり過ぎちゃって別の美容院に行って伸ばしてもらったの。そしたら髪がうまい具合に細かく縮れて、それが何となくスージーっぽくてすごく嬉しかったのを覚えてる。
来日コンサートにも行った。渋谷公会堂だったかな?終了後、出待ちしたのよ、友達のエミちゃんとその他数人の知らない子たちと。
バスで出てきたスージーとバンドメンバーはあっという間に行っちゃったんだけど、一緒に待ってた子たちで記念撮影したのはいい思い出。
今だったらFBやインスタで繋がれるんだろうけど、そのときはそのままお別れ。みんなどうしているかな。
(写真載せようと思ったら、日本に置いてあるアルバムの中だった。スージーの写真もあるのよ。)
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前回の記事で「白い扉がある家」のことを書いた。
私は扉の向こう側を見てみたいって書いた。(詳しくはこちらの記事へ)
その次の日YouTubeで「ハッピーハウス」のビデオを見たの。ピエロの恰好をしたスージーがハッピーハウスにおいでよって歌ってる。
ハッピーハウスの中に入ってしまえばいつも幸せを感じられる。もう泣くことなんて二度とない。歌ったり騒いだり、ずっと楽しいままでいられる。
あ、そうか。スージーがいる家はあの「白い扉がある家」なんだと思った。ビデオの中のドアと窓枠の色はベビーピンクだけど、外側はコンクリートで白いドアなんですよ、w
スージーにめっちゃ誘われてるーって思った(笑) 早く扉のこっち側においでって。
ここ数日またカラダからのデトックスが始まった。わたしのハートが開きたがっているみたいで、みぞおちの辺りからデコルテの部分が痒くて仕方がない。搔きむしって真っ赤にしてしまった。
ハートチャクラと喉のチャクラの間の胸腺にはハイハートチャクラという自己愛に深くかかわるチャクラがあるらしい。悲しいくらい貧弱であばらが浮き出た私のデコルテ。自分を蔑ろにして愛してこなかった証拠だ。
「ハッピーハウス」はハートの中で扉を閉じている。それはもしかしたらわたしが「開ける」と決めたら開くのかもしれない。でも、今はまだ恐怖が先に立つ。
準備ができたとき、必ずわたしはその白い扉をノックする。中の住人は扉を開け放ち、快くわたしを招き入れてくれるはず。
彼女は私のカラダを通して外の世界を楽しむのを心待ちにしている。中に入ったら一緒に歌って踊って大騒ぎをするつもり。
その日はもうすぐやってくるって思ってる。
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(以下オタ記事)
「ハッピーハウス」のスージーちゃん。まだ若くてかわいいなと思ったら
23歳の時の曲だった。楽しい、幸せになれるよ♪ と歌いながら能面なとこ大好き(笑)
誰にもわからないと思うけど(笑)スージーがウクレレ弾く姿がダニエル・アッシュ(Bauhaus / Love & Rockets)と重なった。アッシュたんもメイクしてたし黒髪。同い年だし双子の魂かな?(←ホントに誰にもわからないいらん情報)
実家を売却したときに残ってたレコードとコンサートパンフを全部売ったってどこかに書いたけど、スージーのコンサートパンフだけはなんか手元に置いておきたくて今でも持っている。
この時はキュアーのロバート・スミスがギタリストとして参加していた。なんて豪華なバンドメンバーだろう。
ここんところのマイブームが、マガジン → エコー&ザ・バニーメン → ジーザス&メリーチェイン → デペッシュモード → スージー&ザ・バンシーズ ←(イマココ)
スージーの次はキュアーかな?って感じてる。なんとなく。知らんけど。
あ、最後におまけ。さっき拾ったスージーにそっくりな猫ちゃん(笑)
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前回の記事。白い扉のことは最後にちょろっと書いてます。
見出し画像 : Bergadderさんの写真
Spotify : noteで書いた曲をプレイリストにしています。
最後までお読みいただきありがとうございます。