すずめの戸締りを観て感じたこと
#映画感想文
先日公開された映画「すずめの戸締り」を観てきました。
新海誠監督の映画はこれまでの作品もそうですが、とにかく映像が綺麗で表現力の高さに圧倒されました。
まるでアニメーションの中に吸い込まれていくようなすごい臨場感があり、映画館で観る価値があると思います。
ストーリーとしては、現代のお話と日本神話の要素を取り入れたようなものになっていて、ジブリ作品を観ているような、日本らしさを感じるアニメです。
主人公のすずめは幼い頃に悲しい経験をしていて、その悲しみを抱えながら成長し今を生きている。
そんな過去と向き合い、葛藤し成長していく姿が描かれています。
物語の中で、すずめは得体の知れないものに逃げずに立ち向かっていきます。
誰かにお願いされたわけでもなく、
自分の意思で。
守りたいものがあるから。
もう失いたくないものがあるから。
自分の未来は自分で切り開いていく。
私たちもそれぞれ過去に辛い出来事や大きな悩みを抱えて生きています。
でも、起きてしまった事実は変えられないし、
過去に戻ることもできない。
何もしなくても月日は流れていく。
当たり前に生きてるけど、
いつ死ぬかわからないし、
いつかは必ず死ぬ。
だから、過去に囚われて生きるよりも前を向いて生きよう!
最後はそんな明るい気持ちになりました。