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#196 ケアマネ試験、要件緩和!?

こんにちは
tatsuyaです。

本日は、「ケアマネジャーの試験要項」についてのニュースを紹介したいと思います。

ケアマネ試験、要件緩和 厚労省、実務年数の短縮検討

厚生労働省はケアマネジャー(介護支援専門員)になるための試験について、受験時に求める要件を緩和する対象となる資格を増やし実務経験の年数短縮を検討する。高齢化により介護のニーズが高まる一方でケアマネの人数は減っており、要件の緩和でなり手の確保につなげる。

7日に開くケアマネの人手不足に対応する検討会で、中間とりまとめの案を示す。具体的にどの資格を対象に加えるかや、要件の緩和を始める時期などは引き続き議論する。

ケアマネになるためには試験に合格したうえで、実務研修を修了する必要がある。

試験の受験には介護福祉士や看護師といった特定の資格をもち、通算5年以上の実務経験が求められる。

かつては介護の業務経験が一定年数あれば資格を持っていなくても試験を受けられたが、2018年度からは受験できなくなった。

18年度に18万9754人だったケアマネは、22年度には18万3278人と3%減った。受験資格を厳しくし、受験人数が減ったためだ。

検討会では参加者から「今のケアマネは若い人が少ない。15~20年後には決定的な人材不足となる」との指摘が出ていた。

2024/11/07 日本経済新聞

今年度、ケアマネジャーの受験者が5年ぶりに減少したとニュースで話題になりました。

ケアマネジャーの合格率も20%前後と決して高くはない状況です。

ただしこの合格率は、他の国家資格などと純粋に比較することは難しいのかとも思っています。

学校に通って学ぶことは難しく、ほとんどが独学での受験となっていることがあるかと思います。

また、各資格の実務経験が必要なため本業を行いながらの勉強になること。

また、受験者の資格が現在でも多岐にわたるため受験者のスタートラインに差があることなどが挙げられるからです。


受験資格に各資格の実務経験が必要なため、30代でもケアマネジャーとしては若いほうではないでしょうか。

私がお世話になっているケアマネジャーさん方も40代、50代の方が多く、60代(おそらく)の方も少なくない印象です。

若ければいいという問題ではないかと思いますが、

各資格の実務経験の短縮は、

個人的には賛成します。

なんなら

各資格の実務経験は本当に必要なのかとも思っています。

以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

それではまた、次回お会いできれば嬉しいです。

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tatsuya@(通所介護×介護報酬)/理学療法士
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