
#83 肥満症薬 株高2強に転機
こんにちは
tatsuyaです。
本日は、「肥満症薬」のニュースについて紹介したいと思います。
肥満症薬 株高2強に転機 ロシュなどライバル台頭、10社以上が治験 市場の行方占う
人工知能(AI)とともに世界の株式相場をけん引してきた肥満症薬株が転機を迎えている。資金力でも負けない新たなライバル候補が相次ぎ、米製薬大手のイーライ・リリーとデンマーク大手のノボ・ノルディスクの2強がほぼ独占する市場体制が揺らぐ懸念が出ているためだ。
「初期段階の臨床試験で平均約7%減量できる結果を得た」。スイス大手のロシュは17日、開発中の肥満症向け経口薬の開発状況を明らかにした。ロシュの株価は同日、前日比約6%上昇した。
ロシュの発表を受けて2強の株価は大きく調整した。リリー株は6月末比で6%安だ。米国で初めて肥満症薬の承認を受けたノボの米預託証券(ADR)も2日間で8%下げた。
資金力や開発力があるライバルはロシュだけでない。米大手のファイザーは7月11日に、同社の肥満症薬候補「ダヌグリプロン」について、効果が期待できるとして開発を進めると発表した。バイオ医薬品大手のアムジェンも肥満症薬「マリタイド」を開発中だ。
肥満症薬の市場が急拡大したのは、米食品医薬品局(FDA)が21年にノボの「ウゴービ」、23年にリリーの「ゼプバウンド」を承認したことが契機だ。リリーとノボが市場をほぼ独占しているとされ、高いシェアと供給量を上回る強い需要で株式市場での評価を高めてきた。2社は24年に入り断続的に最高値を更新してきた。
各社が開発にしのぎを削るのは、肥満症薬には潜在的な巨大な市場があるためだ。世界保健機関(WHO)によると肥満の人は増えており、米国では成人の4割が肥満とされる。
米系運用会社ティー・ロウ・プライス・ジャパンの中満剛・株式運用戦略部長は「株式市場の大きな成長テーマとして人工知能(artificial intelligence)と肥満症薬(artificial incretins)という2つのAIに従来から注目してきた」と話す。
最近、日本でも大正製薬から肥満治療薬「アライ」が市販薬で発売されることになって話題にあがりましたよね。
人工知能は大きくメディアで取り上げられていますが、株式市場の成長テーマにおいて人工知能と肥満症薬が今後のキーポイントになることは知りませんでした。
肥満は生活習慣病には密接な関係があると言われています。
個人の欲望が抑えられずにどんどん増え続け、それを抑えようと企業が増え、その利益を得ようとする人が増える。
欲望だけではないのかもしれないが、
欲望を抑えきれない程の不安が根底にあるのではないだろうかと思ってしまう。
以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
それではまた、次回お会いできれば嬉しいです。
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