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#243 アルツハイマー原因物質、脳のしわが除去に一役!?
こんにちは
tatsuyaです。
本日は、「アルツハイマー病」についてのニュースを紹介したいと思います。
アルツハイマー原因物質、脳のしわが除去に一役 金沢大、フェレットで確認
金沢大の研究チームは、大脳にしわがあるとアルツハイマー病の原因物質などの老廃物を効率よく除去できることがヒトの大脳に近い特徴を持つフェレットを使った研究で分かったと、4日付英科学誌に発表した。アルツハイマー病の発症の仕組み解明や予防法確立につながると期待している。
脳の周囲を覆う脳脊髄液は脳表面に染み込み、老廃物を取り込んで排出していると考えられている。アルツハイマー病の原因タンパク質「アミロイドベータ」などを効率よく洗い流すことが、正常な脳に重要という。
チームは、大脳にしわがないマウスと、しわがあるフェレットそれぞれの脳脊髄液に蛍光色素を注入し、流れを観察した。マウスは脊髄液が大脳表面から一様に染み込む一方、フェレットはしわの溝から効率的に染み込んだ。溝部分に、水を通す働きをする遺伝子を持つ細胞が多数存在していた。
同様の仕組みはヒトの大脳にもあると考えられ、この遺伝子の量を調べたり働きを活性化させたりできれば、さまざまな脳疾患の早期診断や予防につながる可能性がある。河崎洋志教授(脳神経医学)は「ヒトへの進化の過程で大きな大脳でもきちんと老廃物が排除されるよう、しわという除去の仕組みを獲得したのではないか」と話した。
脳の萎縮が生じてくると脳の溝も少なくなるため、しわの溝が老廃物を排除することに効率がいいということに納得できます。
以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
それではまた、次回お会いできれば嬉しいです。
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