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#100 悪玉コレステロールに新薬!?

こんにちは
tatsuyaです。

本日は、「悪玉コレステロールに対する新薬が始まっている」ニュースについて紹介したいと思います。

悪玉コレステロールに新薬 投与回数少なく負担軽く


心臓病脳梗塞のリスクとなる「悪玉コレステロール」を狙う治療の幅が広がっている。投与回数が年2回の新薬が2023年に登場した。既存薬が使えなかったり、「悪玉」の値を十分に抑えづらかったりする患者向けだ。身体的負担を軽減しつつ治療でき、循環器内科などで導入が始まっている。

順天堂大学医学部付属順天堂医院(東京・文京)では心筋梗塞などの既往症がある患者を対象に、再発予防の治療を行う。一部の患者には23年11月にノバルティスファーマが発売した「レクビオ」を処方する

「悪玉」とも呼ばれるLDLコレステロールは、血中に多すぎると血管の壁にくっつき動脈硬化を引き起こす。血流が悪くなって詰まりやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まる。これらは死因の上位で、回復しても後遺症で生活の質が下がる人が多い。

悪玉コレステロールの血中濃度(コレステロール値)が血液1デシリットルあたり140ミリグラム以上だと高コレステロール血症とみなされる。心筋梗塞を発症するリスクが同80未満の人の約4倍に高まるが、自覚症状は少ない。治療には食事や運動などの生活習慣を改善するほか、まずはスタチン系と呼ばれる薬を毎日服用する。スタチン系は安価で長年使われており、効果や副作用も十分わかっているためだ。

日本動脈硬化学会は動脈硬化による病気の予防ガイドラインを定めており、心筋梗塞の既往症がある人は「悪玉」の目標値を100未満とする。22年には5年ぶりに改訂し、リスクが特に高い患者向けに厳しい目標値を定めた。「悪玉」の値が遺伝的に高まりやすい患者などに加え、糖尿病の患者や心筋梗塞などと脳梗塞の両方を起こした患者は、目標値を従来の100から70未満とした。

ただ、目標値を達成できない患者は多い。

こうしたなか、新薬のレクビオが登場した。スタチン系の薬では目標を達成できなかったり、筋肉の痛みや筋力低下などの副作用で服薬が難しい患者が対象になる。

スタチン系の薬は、肝臓でコレステロールを合成する酵素の働きを抑える。対してレクビオは、肝臓に「悪玉」を取り込むたんぱく質の働きを高め、血中の「悪玉」を減らす。薬の構造を工夫しており、効果が高く副作用も少ないという。

「悪玉」を取り込むたんぱく質の働きを高める薬には、他にもアステラス製薬とアムジェンの「レパーサ」がある。どちらも注射薬だが、レパーサは2~4週間に1回、注射するのに対し、レクビオは薬の成分が体内に長くとどまるため、初回は3カ月、2回目以降は半年に1回、外来で注射を受ける。

薬剤費は1回あたり約44万円。保険適用で高額療養費制度を使える場合がある。例えば70歳未満で年収370万~770万円の人では、1回あたりの自己負担限度額は約8万2千円、年収370万円未満だと同5万8千円だ。

2024/08/03 日本経済新聞


 悪玉コレステロールはすぐに溜まってしまいますよね。

 健康診断でほぼ毎回ひっかかりますね。


 対策は、運動と食生活となっていますが、それがなかなか難しいから第一治療が内服となってしまうのでしょうね。

 糖尿病治療と同じですね。

 それに対して、44万円です!

自己負担が6〜8万円です!


 運動と食生活をきちんとするくらいなら半年に一回7万円払うよ。ですよね。


 我々の欲望はどこまでいくのか?


 ちなみに、自分の健康診断を元に自分の生活を振り返ってみたら、
 私の場合、ドレッシングがどうやら中性脂肪をあげている要因になっていることがわかりました。
 健康にと野菜を多く食べていたつもりが、ドレッシングによる油を多くとっていたようでした。

 今は、油分の少ないドレッシング(ノンオイルではありません)を選ぶようにしています。


以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

それではまた、次回お会いできれば嬉しいです。


「制度に関して興味がでた」「介護保険をもっと知ってみたい」と思っていただけましたらサポートをして頂けるとありがたいです! 今後も介護報酬の改定が施設にとって少しでもプラスになるように継続して行なっていきたいと思いますのでよろしくお願いします!