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エモい キノコを 撮りたい

「あそこに行きたーい!」
出先の駐車場で、息子が少し先にある土手を指差して言うので、
私1人なら間違いなく行かない斜面を、
たまにはいっか、と珍しく付きそって登ってみた。

草の匂いと、ほどよい風が気持ちよく、空もいい感じに暮れ始めている。
子供の誘いにも乗ってみるもんだな、と思った。

ふと足元を見ると、芝生の合間から、キノコが。
そういえば、少し湿度の高い地面。
よくよく見渡すと、ここにも、そこにも、あそこにも…

キノコは、森の中の木に生えているもんだと(浅い知識で)思っていたので、面白いものを発見した気分で、写真を撮りはじめた。

あ、せっかくなら、エモいキノコ、撮れんかな〜♪
(訳:いい雰囲気のキノコの写真、撮れないかな〜)と、スマホを逆さまにして、地面ギリギリまで下げて、どんな格好してんだよ、っていうくらいしゃがみこんで…

どうでしょうか。
少しはエモく(笑)撮れてますか?

(エモいとは、エモーショナルからきている若者言葉で、心を動かされる、というような意味のよう…)

ちなみにこのキノコを、Googleレンズで検索してみると、
「イッポンシメジ属」とか「アカヤマタケ属」といった結果に。ふむふむ…どうやら食べない方がよさそうだ。

束の間だったけど、ちょっと楽しい、夕べの散策だったな。

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