ピラティスインストラクター資格への挑戦
”体重”コントロールが難しかった日々
「痩せにくい体質」とは、筋肉が少なく代謝が悪い状態を指します。私は小学校の頃からこの「筋肉体質」に悩まされ、体重計に乗るのが大嫌いでした。高校に進むと運動の機会が減り、大学受験に向けてデスクに向かっている生活を送っているうちに、いつの間にか「ぽっちゃり体型」になってしまいました。鏡で自分の姿を見るたびに、恥ずかしさに襲われていました。
大学ではバドミントンやランニング、バレーボールなど様々なスポーツに挑戦し、体重を減らすことに成功しました。しかし、大学院に進むと状況は一変しました。研究や学会発表のストレスが重なり、デスクの上には常に甘い誘惑であるチョコレートが置かれていました。その結果、ついに人生で初めて60キロ台に達してしまいました。ある日、エレベーターに載った私に、「エレベーターが心配だね」と言われた言葉に、痩せようと決意。6ヶ月間で15キロのダイエットに成功したものの、体重管理には今でも苦労しています。
結婚、出産を機に体重は増えては、ダイエットを繰り返す日常でした。
また、デスクワークなどでストレートネックや肩こりに悩まされ、しまいに痛みでぐっすり寝ることもできず。
ピラティスとの出会い
そん時に出会ったのがピラティスです。韓国のドラマで見かけたマシンを使ったピラティスに興味を持ち、「やってみよう」と決意、1年間ピラティスを通じて、インナーマッスルの重要性を実感しました。
ランニングをきっかけにインナーマッスル大事さをより実感
後輩からの誘いで富士山マラソンにエントリー。しかし、42.195kmを走れる自信が持てず、練習は続けていました。しかし、15kmに挑戦した際にランナー膝(腸脛靭帯炎)の激痛に襲われ、階段を登ることさえ辛い日々が続きました。YouTubeで原因を調べ、対策を繰り返すうちに、膝の痛みがおさまりました。今度はお尻の痛みが突然。こうした原因を調べ、対策を繰り返しているうちに、徐々にランニングの魅力に引き込まれていきました。
『走ることについて語るときに僕の語ること』
村上春樹の著作『走ることについて語るときに僕の語ること』を読み、ランニングへの興味がさらに深まりました。今ではすべてのスケジュールをランニングに合わせて組むようにしています。
ピラティスを通じて、ランニングをより楽しく
これからもランニングを楽しむために、ピラティスで筋力をアップし、自分の体をメンテナンスしたいと考えています。そして、家族や友人にもこの貴重な経験を共有できるよう、ピラティスインストラクターの資格に挑戦することを決めました。