イタリアンレストラン『サイゼリヤ』は偉大だ
ちょっと普段とは毛色の違う記事を書いてみようかな(*^^*)
イタリアンレストラン『サイゼリヤ』に昨日は出かけたついでに立ち寄った。
サイゼは多く出店してる地域があるのかどうかは知らないが、関東では知られたイタリアンレストランだ。
なんたって安くて美味い。
高校生がたむろしたり、ママたちのだべり場と化していることも散見される。デートで使えば「サイゼかよ、安い店選びやがって」と白けられること請け合い。そんなレストランである。
僕も体調を崩す前、某建材系メーカーで営業マン張ってた頃はよく昼飯食べに訪れた。
お気に入りは「小エビのカクテルサラダ」だ。あと、パスタにピザ。
とにかく安い。そして値段の割にはびっくりする程に美味い。
昨日は昼飯は食った上での軽めのチョイスをした。「小エビのカクテルサラダ」「パーナ貝のガーリック焼き」「生ハム」「エスカルゴのバター焼き」を頼んだ。ほぼ酒のアテである(笑)
酒は身体の事もありご法度。ノンアルコールビールも酒を思い出させるためやめた方がいい、と飲めず、かわりにドリンクバーでコーヒー(エスプレッソ)を頼んでみた。
イタリアン食べるのも久々ということもあり、黙々と食事を楽しんできた。
時代のせいもあるだろうが、ラーメンも下手してトッピング数点頼んだら一杯1,000円超えてもおかしくない時勢だ。そんな中でサイゼリヤの「美味い安い」の姿勢はいち消費者としてありがたい。
レストランにも関わらず、座席に調味料を置かないのも凄い。提供する食事が完成形だと言わんばかりだ。その姿勢に値段の割に目茶苦茶美味い、という味への言語なき自信を感じ取るのである。
ロボットが配膳するのではなく、人が配膳してくれる。注文はテーブル備え付けの紙に味気なく商品番号と数量を書くだけ。だがオーダーすると商品番号のメニュー名を口にしてくれる。
よく覚えてられる、とオーダー復唱を聞いてるこっちが感心してしまう。
昨日、お店を訪れると帰宅後の高校生たちと思われる一団や主婦友とか遅い昼を摂るリーマンたちで賑わっていた。まあ、イタリアンそのものが食事時間を皆で楽しむイタリアの大衆食文化なのだし、サイゼリヤはイタリアンを皆で楽しんで欲しいという想いや理念に愚直に向き合って今のスタイルに辿り着いたのではないかと改めて思う。
想いや確固たる理念を持っていると、企業であれ人であれ迷いもブレもなくて見ていたり触れていたりすると、こっちまで清々しい気分になる。「それがあなたなのね」とその折り目正しい個性をそのまま受け止め尊重したくなる。
そんな想いを持つ企業や人が増えてくれれば、世の中もっと楽しくて幅広いものになるんでないかなあ、とも思うのです。
ちょっと風呂敷広げすぎたかもだけど、とみにそう思うのです。なんてね。
あー、腹減ってきた(笑)