【悲しみの感情に気づかずに】
怒りの感情は二次感情だという。私の中にはずっとこの怒りの感情があった。少年期、青年期、壮年期と怒ってた。何に?周りの全てに。世界に。
で、二次感情の奥にある一次感情とは?悲しみなのだと。
それで気づいた。幼児期、私は親に構ってもらえず寂しい悲しい思いをしていたなぁ、と。言葉かけもしてもらえず、放置されてたなぁ(家業の床屋がそうさせていた)と。
私はこの悲しみの感情を自覚できないまま大人になったようだ。実はとても悲しかったようだ。その悲しみを言葉にも涙にもできず大人になったようだ。
可哀想に。