「子供のはなし」(チャールズ・ディケンズ)
あらすじ
旅人が行った先で出会いと別れを繰り返します。最初は子供、次に少年、青年とだんだん出会う相手の年齢が上がります。
子供とは共に遊び、少年とともに学び、旅人は出会った相手と一緒に同じことをしています。しかし、旅人はそのうち一緒に居た相手を見失ってしまいます。呼んでも返事はありません。
旅人は倒れた木に座っている老人に出会いました。老人の隣に座ると過去に出会ったみんなが現れます。
感想
最後まで読むと自分の子供の頃からの一生を思い出しているというストーリーでした。短い中に主人公の一生を詰め込んでいます。
幸せなエピソードが多くを占めますが、先に子供と死に別れている描写があったりと順風満帆な人生ではない様子もあります。幸も不幸も合わせ持っているのが人生だというメッセージかなと思いました。
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