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「交感する神と人―ヒンドゥー神像の世界」

 万博記念公園にある、国立民族学博物館に行きました。特別展の「交感する神と人―ヒンドゥー神像の世界」が開催中です。

 ヒンドゥー教に対しては多神教で、経典にヴェーダというのがある、カースト制度くらいの知識で見に行っています。一番驚いたのはインド憲法ではシク教、ジャイナ教、仏教も広義のヒンドゥー教として扱われているところです。とても寛容な考え方だと思います。

幼子クリシュナ

 クリシュナの誕生を祝う祭日では、寺院はもちろん、家庭の祭壇でも幼子クリシュナの像が飾りつけされます。家庭に祭壇があるというのも驚きです。衣装、首飾りなどさまざまな装飾品が使われます。クジャクをモチーフにしたものが多いです。全体的に華やかで派手な装飾です。

 近年では祭壇をLEDで電飾することが流行しているそうです。衣装の金糸銀糸やスパンコールと合わさってものすごく派手です。

派手な衣装

 絵画も飾り付けることもあります。絵に直接飾り付けることもよくあるそうです。

 もう一つ印象的なところは目です。絵画でも神像でも見ていると目線が目に行きます。神々との交流には目線を見かわす行為を「ダルシャン」と呼び、重要視されています。神像の造形でも見返してきてくれるような構図で作られることが多いようです。

めっちゃ目が合います

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