体幹とコアって?
健康をプロデュースするJun1です。
46歳の中年です!(笑)
イケてるおやじトレーナーを目指しています。(笑)
このページでは、健康増進や予防に関する豆知識や情報を発信したり、日頃の活動や取り組みへの想いなどを更新していきたいと思います。
今回は、前回に引き続き「体幹」のお話しです♪
その中でもコアについてお伝えします。
体幹は周知のとおり、現在では聞きなれた言葉となっていますね。
興味のある方や実際にジムや自宅でトレーニングを実施されている方は、
CORE(コア)
という言葉も聞いたことがあるはずです。
この言葉も最近では一般的になりつつあります。
ここでお伝えしたいのは、そのコアと体幹が混同してしまっている人が多いということです。
我々のようなトレーナーでさえも、違いが分かっていない現状があったりするのです!?
ヤバっ!
その背景には、体幹トレーニングについても明確に記載されているものがなく、何とな~く広がったということがあるからです。
しかも体幹トレーニングという決まったトレーニング方法が存在しているわけでもなく、
体幹という言葉も実は最近、2012年くらいから使用されるようになったからです。
では、話をコアに戻します。
コアとは物体の中心部分を意味することから、カラダに用いられる場合もカラダの中心部分と定義することが好ましいと思われるが、
カラダの中心部分を明確に定義することはなかなかに難しいのです。
では、なぜコアという言葉がここまで広がってきたかというと、
それはアスリートの発信力です!
例えば、サッカー日本代表の長友選手が有名ですが、トップアスリートの人たちが
「体幹を鍛えています!」
というようなことをメディアを通して発信したからに他なりません。
そこからメディアが「体幹」というワードを拾い、使用し始めたということがきっかけでしょう!
この際にコアという言葉も、一人歩きをし始めました。
同時に広まってきたので、コア=体幹というように勘違いが起こったと考えられます。
では、整理します。
体幹=TRUNK=胴体部分全て
コア=腹腔内のインナーユニット
体幹≠コア です。
例えば、腹筋ムキムキで6パックなんてところは、腹直筋というアウターマッスルですので、これはコアではありません!
コアとは、
横隔膜、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋群
この4つの筋肉(群)の総称になります。全てインナーマッスルで、4つをまとめてBOX状で考えるので、ユニットとなります。
難しいですか?
コアは目に見えない、意識しなくても常に使っている筋肉です。
だって、呼吸しない人はいないですよね?
呼吸の時に代表的な筋肉は横隔膜ですから、必ず呼吸をしている限り使っているのです。
更に詳しくお伝えしていると、どんどん迷宮入りしてくるので、今回はこの辺りで終わりにしたいと思いますが、
体幹 ≠ コア
だということを抑えて頂ければよいかと思います。
コアとは、
背骨(脊柱)や骨盤を守る4つのインナーマッスルの総称(インナーユニット)である
体幹は鍛えるものだけれど、コアは厳密には鍛えるのではなく、上手に使うものです♪