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「最高の休息法」を読んで その5

皐月さんへ

暖かくなりましたね。むしろ暑いくらいですけれども。
桜の花びらが雪のようにはらはらと散り始めました。
今年は散り方が一度にまとめてという感じなので、まるで吹雪のように見えます。

マインドフルネス呼吸法を実施するタイミング

さて、前回質問のありましたマインドフルネス呼吸法を試しているタイミングですが、朝職場についてからと10時頃とお昼休みと15時頃の1日4回ぐらいです。
デスクで行いにくいときは、休憩スペースまで、歩いて行きます。もちろん歩くときはラベリングを行っています。
デフォルトモードネットワークをなるべく使わないようにして、脳が疲れないように心がけています。

マインドフルネス関連書籍の紹介

今回最高の呼吸法を読んでいて、ふと、今まで読んだ本で気になったものがありましたので、マインドフルネスに関連しそうな、呼吸、自律神経、緊張する場面で固まること(チョーク)に関する本を読み返しました。いずれの本でもマインドフルネスについて触れられています。

一冊目 呼吸の極意 ブルーバックス

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最高の休息法では、マインドフルネス呼吸法が紹介されていました。
この本は呼吸の仕組みに中心にして書かれています。ですので、効用だけはなく、科学的な仕組みについてもそれなりにページが割かれています。
呼吸では息を吐き出すときに、肺の中で酸素を取り入れるということで、吸い込むときよりも吐き出す時間を長くするのが良いと紹介されています。
そうすることで、アセチルコリンという物質が分泌され、副交感神経に働きかけることができ、ストレスを減少させることができるとのことでした。

二冊目 まんがでわかる自律神経の整え方
まんがです。

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最高の休息法ではLecture 9に自律神経のことについて出てきます。
自律神経は交感神経と副交感神経からできています。この本では、自律神経を車にたとえ、交感神経をアクセル、副交感神経をブレーキとしています。
マインドフルネスは副交感神経に働きかけるということでしたが、上の例えからいくと、程よくブレーキをかけることができるということだと言えそうです。

三冊目 なぜ本番でしくじるのか

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ちょっと古い本になります。
本番で固まる人へ対処法がいくつもを紹介しています。
その中に、マインドフルネス(瞑想)も取り上げられており、瞑想によって、自分の精神をコントロールして、固まる(チョーク)しないようにできるそうです。

番外


サイエンスZEROのマインドフルネスの回
最高の休息法を読んでから見直すと、とてもわかりやく解説していることがわかります。再放送を希望したいですね。
https://hh.pid.nhk.or.jp/pidh07/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20180106-31-02593

のきばトーク06 マインドフルネスの回
最高の休息法を読んでから聞き直すと、以前聞いたときよりも楽しめました。タスクシュートがマインドフルネスに近いのではないかということが議論されています。
https://youtu.be/7Z8yRCifobk

長めの文章になってしまいました。
今回で私からお便りは終わりになります。
今回往復書簡をやってみて思ったことは、返信が来るのが待ち遠しく感じられたことです。始める前は想像もしていなかったことです。
本を読むときの緊張感もまた全然違うものでした。今回は公開という形式で行うこともありまして、かなり真剣に本と向き合えたと思います。
お付き合いいただきありがとうございました。大変貴重な体験となりました。

突然夏日で戸惑う ぷーあるちゃ

#マインドフルネス #読書感想 #最高の休息法

連載記事

第1回 「最高の休息法」を読んで その1
第2回 「最高の休息法」を読んで その2
第3回 「最高の休息法」を読んで その3
第4回 「最高の休息法」を読んで その4
第6回 「最高の休息法」を読んで その6

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