ぶらり近場へお詣りに〜善光寺東海別院とおちょぼさん〜
訪問日:2021年1月15日
早いもので1月ももう中旬。
まだ間に合うかな、と千代保稲荷(通称「おちょぼさん」)へ熊手を買いに出かけました。
途中、善光寺東海別院へも立ち寄り。
想像していたよりずっと立派なお堂でした。
信州善光寺のお堂によく似た造り。
禅宗特有の屋根の反りが美しいです。
境内には立派な鐘撞堂や涅槃像が。
蓮の花の鉢があちこちにありました。
また花の咲く季節に訪れたいです。
本堂はきらびやかさは無いですが、落ち着く佇まい。
お線香をあげ、御朱印をいただきました。
300円で戒壇めぐりができます。
右手に発光する薄い石を付けて、真っ暗な中を壁伝いに進むと、LED(と思われる)ライトに照らされた仏様が出現します。
無事に鍵を握ってお詣りをすることができました。
戒壇めぐりを終えると、ストーブの前に「おまいりができたらお菓子を持っていってね」の貼り紙と駄菓子が置いてありました。
ありがたくいただきました(笑)
あちこちにいらっしゃるかわいいお地蔵さん達にほっこりとします。
こちらのお寺には大黒天もいらっしゃいます。
尾張七福神の1つだそう。年中お詣りできるそうなので、今度は七福神巡りに来たいです。
今年は善光寺7年ごとの御開帳の年。
ぜひとも長野の善光寺へ行きたいものです。
善光寺から車で30分ほどのところにある千代保稲荷へ向かいます。
通称「おちょぼさん」と言われる千代保稲荷は、商売繁盛の神様。
参道には熊手を売る店が何件もありました。
オットさんの仕事がうまくいくように、我々も小さな熊手を購入。初熊手(笑)。
お店のお姉さんが火打ち石を切ってくれました。
ちょうどお昼時に着いたので、腹ごしらえをしてからお詣りしようと、串カツで有名な「玉家」へ。
並ぶこと約10分。回転が早い。
串カツ、土手煮それぞれ一本100円。
おでんも付けちゃいました。私は運転するのでノンアルで乾杯。皆さん昼から飲んでました(笑)
お腹も膨れ、ゆるゆると参拝へ。
おちょぼさんでは鳥居の所でおばさんたちが油揚を売っています。
一つ50円。これがお賽銭の代わりになります。
こんな感じで藁に括られた油揚げと、ロウソクを渡されます。
多くの人が参拝していて、行列ができていました。「左右からも参拝できます」とあったので、我々は横からお詣り。
神社自体はこじんまりしていて、御朱印やお守りなども無かったです。
御朱印やお守りがなくてもこの人気。
ご利益があるのでしょうね。
大きな熊手を抱えて参拝している方もいました。
コロナで景気のいいお話はあまり聞かないですが、おちょぼさんのご利益でみんな繁盛するといいな。
帰りは参道のお店をぶらぶら覗いてきました。
今は立ち食いができないので、買ってきたたい焼きとりんご飴を車内でいただき、帰路についたのでした。