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お店で出てくるコーヒーカップって、
みなさんどういう風に見てますか???
可愛くってお洒落なやつだったり、
こだわりの作家物だったり、
はたまた、自分で作ってたり。
それぞれのお店さんの思いがそこに詰まっていて、
その店主さんの趣味嗜好などが見えてくる部分かなぁって思っています。
さて、僕はというと
エスプレッソカップは「ヌォーヴァポイント」の「パレルモ」が好きで、
前のお店の時からずっと使っています。
すこーし話が逸れますが、
エスプレッソに使うカップは「エスプレッソカップ」です。
残念ながら「デミタスカップ」ではないんですね。
よくある間違いですが、厳密には別物なので、ぜひ歴史など調べてみてください。
自ずとエスプレッソの歴史も垣間見ることが出来るはずです。
そして、少し話を戻しつつ、また少しが逸れます。
「カッフェ・アル・ヴェートロ」とか「カッフェ・イン・ヴェートロ」という飲み物をご存知でしょうか?
陶器のカップではなく、ガラス製のグラスで提供されるエスプレッソのことで、
中身は一緒なのに、器が変わるだけで、名前まで変わってしまうんですねぇ。
カップの形状や縁の厚みによって、口の中に流れ込んでくる液体の
スピードや口腔内での広がり方に違いが生じ、
味の感じ方が変わる。
ワイングラスにも色んな形があったりするじゃないですか?
それぞれ適したグラスを選ぶのが楽しかったりします。
うちはワインバーではないので、主に3種類のグラスでしか提供していませんが。
ほんで話がやっと戻ってきました。
うちでエスプレッソに採用している「パレルモ」は
なんと言っても飲み口、カップの縁が分厚い。
これ以上に分厚いエスプレッソカップ知ってるよー!って人いたら
すーーーぐに教えてください。
基本的に国際的な規格(ISOってやつ)で定められたエスプレッソイタリアーノをお出ししているわけですが、
個人的にうちで扱っている「Trucillo」の豆は、少し強めの方が美味しいなぁと思っていて
その時に、縁の分厚いエスプレッソカップで飲むのが適しているんではないかなぁ
ってわけで、
「ヌォーヴァポイント」の「パレルモ」を採用しています。
このご時世、ご自宅でコーヒーを楽しまれる方も増えてきているかと思います。
お気に入りの、思い入れのあるカップで飲むってのが、そりゃ最高に美味しいわけですけど、
たまーーーーーーーにカップを変えてみて、
その味わいの変化を楽しむのも面白いですよーーーーっと。