![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/96050161/rectangle_large_type_2_aa5fcca2990ca52bb83fd1ff51d90a30.png?width=1200)
グリコアーモンドチョコレート
SNSのことでヤキモキした2022年。
「プンテがあるから1年間頑張れた」
年末年始の営業で、たくさんの人にそう言っていただき、目頭が熱くなりました。
それ以降、以前の記事でも軽く触れたことのある「Bella figura」という、イタリアにある観念的なものについて、改めてよく考えることがあります。
『一日を一つの文とした時に、句読点の様な存在』
僕は“バール”というものをそう解釈し、『punteggiatura』という名前を付けました。
ここで大事なのは「句読点」そのものを提供しているお店ではないということ。
あくまでpunteggiaturaが「句読点」であって、ここで一区切りすることで、
その前後にあるカスタマー其々の「文」、つまり日々の生活が素敵なものになったらいいなあ。
ひいては、その人の人生が豊かなものになったら、これ幸いという気持ちでこの名前を付けましたので、
「プンテがあるから1年間頑張れた」という言葉は本当に嬉しくて、バールマン冥利に尽きるなあと思ったわけです。
なので、その“点だけ”を求めて来られるのも、なんだか困っちゃうんですよね(まぁーーーた小言が始まったよぉ)。
その「点」と「点」が繋がれば良いのですが、
どこぞのインスタグラマーだかインフルエンサーだか、そういった人たちの投稿を見てきた人がリピーターになった試しは、まぁほぼないと認識しています。
実はそこからめっちゃ通ってますって人がいたら申し訳ございません。
punteggiaturaは
自己承認欲求を満たすためだけの商品や場所や時間を提供しているわけではりません。
目には見えない、その先にある生活の豊かさを、もっと大袈裟に言えば「美しい人生」を提供しているつもりでおります。
別にうちのお店じゃなくってもいいんです。
ただ刹那的な欲求を満たすだけでは得られない
限りない喜びを享受する為に、
お店に“通う”ということの素晴らしさをもっと知って欲しい。
美しく丁寧な暮らしに必要不可欠なバール。
あの何とも言えない雰囲気に包まれた時の高揚感は今でも忘れられません。
この胸のときめきを、あなたに。