【1日1事例】音楽が紡ぎ出す社会のハーモニー-コミュニティ音楽療法による地域支援の試み- #コミュニティ音楽療法 #音楽 #社会正義
参考文献:音楽が紡ぎ出す社会のハーモニー-コミュニティ音楽療法による地域支援の試み-
筆者:木村 博子
発行日:2020年
掲載元:経済社会学会年報 42 巻
検索方法:インターネット
キーワード:コミュニティ音楽療法, ノードフ・ロビンズ音楽療法, 社会正義, 公平性, ミュージキング
要約
目的:
音楽の社会的機能を再考し、コミュニティ音楽療法を契機として音楽療法に導入された社会正義と公平性について論ずる
まとめ:
・超高齢社会に加え、毎年のように大規模自然災害に見舞われ、感染症の脅威にさえ晒される現代において、地域の絆の重要性はまるます高まりつつある。「地域社会」という言葉から想起されるような相互扶助や協働の精神が薄れつつある昨今、新たな絆の創生としてのコミュニティ音楽療法は有効である。
メモ:
・当初、特に量的研究者から厳しく批判されたコミュニティ音楽療法だが、ノルウェーのスティーゲ、イギリスのパウリチェヴィク、アンスデルらの強力な推進によって、現在では世界各地に普及している
・コミュニティ音楽療法の大きな特徴
1.対象者個人ではなく、社会を変えることを目的とする
2.文化の多様性を考慮する
3.広い意味での健康を促進することを目的とする
参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/soes/42/0/42_5/_pdf/-char/ja