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いよいよ引っ越し! #独りじゃない一人暮らし

皆様お久しぶりです。なんということでしょう。
前回このシリーズの第一話を投稿したのが2024年7月17日。
そして重い腰を上げて第二話を書いている今日は2025年1月4日。

どんだけ空けるんだ笑

さて第二話はついに引っ越しです。
ここでも様々な事件が起きます。ああ懐かしい。そりゃそうですよ。前回はまだ引っ越して1年経っていませんでしたが、今はもう1年半前の話ですからね笑

登場人物

私 歩ける距離での引っ越しだったので業者頼まず頑張る!
友人Hさん 力仕事頼りになる男友達 学部で出会ったお友達
大家さん 今回もたくさん登場します。それもそうか、このシリーズ、大家さんとの面白エピソードのシリーズでした。

私の引っ越しは駅のこっち側から駅のあっち側への引っ越し。
なんと歩いても30分の距離のお引っ越しです。

え、実家からそんな近い距離の大都会、山手線の超良い土地でわざわざ一人暮らし?(もう沖縄への引っ越しも近いので、どんどん個人情報晒していくスタイル笑)

いえ、私の実家は山手線ではありません。
え、でも初めての一人暮らしだよね?はい、その通り。

私はね、居候歴が長いんです。一人暮らしをするまでの26年間弱の中で居候してきたのは1/4くらいかな。もはや居候のプロです(とは?)。
留学もホストファミリーだったのでもちろんそういうのも含めますが、本当に様々な方々にお世話になってここまで生きてきました。ありがたい限りです。

で、今回の一人暮らしの前はどこで生活していたのかと言うと、なななんと、元彼のご実家。笑
まぁ自分でも驚きですよ。学生の頃の彼氏と同棲はよくある話ですが、そのご実家に居候する人を私は自分以外知りません。
ご近所の主婦の方ともすれ違えばご挨拶、立ち話をする中でしたが、「ご実家は遠方なの?」と聞かれていました。いえ、車で30分くらいの場所に住んでいます…。

まぁね、いろんな事情があってそんな生活をしていました。その彼とお別れをしたので、ご実家を出たと言うわけですが、普通そんな近くに引っ越すか!と思いますが、まぁこの土地が好きだったのでこうなりました。ご両親のことはパパママと呼んでいて、もう本当に家族のようでした。彼らも私の予想ですが、息子の彼女ではなく、ホストしてる留学生の子的な感じで、我が子に近い感覚で一緒にいてくれたと思います。

なかなか引っ越しの話にいかないのでそろそろ。笑
まぁまたこの話は機会があればおいおいしましょう!リクエストがあればね、しようかな。

はい、そんなわけで、荷造りです。段ボールを確か20枚楽天で購入して、しっかり荷造りをしていました。それでも全然足りなくて、洋服などはもともとしまっていたケースのまま運び出したり、コートやワンピースなどのハンガーにかけていた系はもはやでかいゴミ袋に入れて運び出していた気がします。

まずはHさんと隣駅で待ち合わせをして、予約していたカーシェアを取りにいくところからです。無事車をゲットし、元住んでいた駅のこっち側の家へ。

荷造りはしてあった。だが何から運ぼうかという話になり、まずは大物。ということで、目に入るは、電動昇降デスク、ゲーミングチェア、ヨギボ、ダブルサイズの布団などなど…

一人暮らしこれから初めてのくせに荷物多いな!自分を含め誰もがそう叫んでいました、心の中で。
Hさんに至っては何度も「想像の何倍…」と口から漏れ出ていました笑

Hさんが持ってきてくれた緩衝材で色々巻き巻きして車へ搬入。昇降デスクも解体して巻き巻きして搬入、そしてようやく開いた場所に段ボール類を詰めて、いざ第一弾、出発。この時点で数時間経過。笑

駅のあっち側の我が新居へ到着。大家さんにご挨拶。
「はい、とりあえずこれが鍵ね!でももう家の鍵は開けといたから!」と2本の鍵を受け取る。まさかこれが伏線になるとはこのときは思いもせず。

外廊下に何やら洗濯物を干すピンチがたくさんついたものが2つ。なんでこんなところにあるんだろ?と思っていると、大家さんが、「これ、あんた使うかい?うちに余ってたやつ、ちょっと古いんだけど、まぁ使えるから新しいの買うまででも使ったらどうだい?1個やろうか?」

わぁ!まだ買っていなかったのでありがたい!「ありがとうございます!ほしいです!」

「じゃあ私こっち持って帰るから、こっちあんたにやるよ!これもう古いから取れちゃうんだけど」そう言って、くれる方をポンと叩く大家さん。

その衝撃で外れるピンチが一つ。ぽとっ

「「えっ笑笑笑」」

まるでコントなそれに大笑いするHさんと私。いや、言った側から外れるとは、よく空気を読むピンチだこと笑
ってかどんだけ古いんだ笑(見た目はプラスチックも全然経年劣化してない)

引っ越し早々たくさん笑いました笑 ピンチの外れたそれもその後数ヶ月間使いました。使用している間もどんどんピンチが減っていくのはまた面白かったな。最終的に数えたら、ピンチの数が半減してもなお使っていました笑

続々とHさんと二人で荷物を運び入れ、ゲーミングチェアやヨギボはでかいしぶつからないようにするには運びづらく大変でしたが、慎重に。

昇降デスクも運び終わり、いったん組み立ては後でにして、第二弾取りに行こうか、そんな話をHさんとして、さっきもらった鍵で施錠しようとすると

「あれっ、あれっ?」
鍵が回らない笑

仕方ないのですぐ裏の大家さんの家に行き事情を説明。
「おや、これ前の人が置いて行った鍵なんだけどね。別の鍵を置いてったのかね。大丈夫なのかね笑」

いやいや、鍵変えてないんかい!笑
まぁそんなもんなのか?

「もうその人は遠く(関東ではなくて、関西か九州の方)に引っ越したから入ってくるなんてことはないと思うから安心しな!」

だいぶガバガバなセキュリティに驚きつつも、なんとなく危機感を覚えなかったのでそのままです笑
大家さんは自分の鍵の束があるので、私に渡してくれた鍵ではなく、自分の鍵で毎回この部屋の開け閉めをしていたので、気が付かなかったとのこと。

鍵を用意しておくから行っておいで!と言われ、一旦どこのか分からない鍵は大家さんに預けて車に乗りこみました。

そこで事件は起きました笑

私が運転していて、方向転換をしたく、T字路で左折してバックしたところでゴンっ!!!

「「え????」」

助手席にいたHさんも気づかず、私は死角で全く見えず、何より車よ!何かセンサーで反応しろ!!!!少し古い車だったので、バックモニタもなく、センサーも使えないものでした…(いや、運転するならまず技術をしっかりしろですよね。ほんとすみません)

見事に電柱にぶつけました…苦笑

何より対人でなかったこと、対物でも人様の車でなかったこと(特にこの近辺の高級車の多いこと…)、人様の所有物でなかったこと、バックだったからスピードもそこまで出ていなかったことなどが幸いしました。

やってしまった…もちろんこの思いでしたが、本当に対人でなくて良かった、子供が死角にいて轢いてしまうのも、こうして起きるのだなという思いになったことをよく覚えています。

しかしそこからの対応は早く、まず警察、次にカーシェア、保険会社へ連絡。
警察の人が来て状況を説明し、すぐに「書類を書くので、お引っ越し中とのことですし、書類作成中の間、どうぞ作業を進めていてください。また終わったら携帯に電話してお呼びします!」

そう言ってもらえたのでお言葉に甘え、Hさんと部屋に戻り、クーラーの効いた部屋で昇降デスクの組み立てを先にしてしまうことになりました。

途中大家さんより電話が来て
「鍵の用意ができたよ!それとなんか近所を警察の人がうろついてるんだよ。何かあったのかね、物騒だね、気をつけて。」

と。身に覚えがありすぎる。笑

「あ、、それは私です。さっき車を電柱にぶつけて、その書類作成をしてくれてます。💦」
「なんだ、まるだったのかーー!!爆笑」

そんなこんなですぐ広まる、私の引越し中の珍事件。

昇降デスクの組み立ても終えたところで、次は警察の方から電話。
書類作成も終わり、今回の事故は走行可能なので、今後の走行も問題ないと言われて、次にカーシェアに電話。

ただ大きな時間ロスとなり、返却時間も迫ってきているので、駅のこっち側の家にHさんの運転で向かいながらカーシェアに電話。すると、私も保険適用になるはずなのに、アカウント情報が出てこないと言われあたふた。

今回は楽天カーシェアだったかな。予約はHさんがしてくれたけど、二人が運転できてMAXの保険が適用されるように、私もきちんとアカウントを作成していたのです。

ところが私のアカウントが見つからないということで、ザワザワ。
え、もしかしてこれ、保険適用されないとかないよね?

でも私も予約できるし、ととりあえず予約してできることを確認。そしてすぐ予約を解除。

すると電話口ですぐ、アカウント確認できました!と。

これはシステム上、一度予約しないとアカウントの確認ができない使用のようです。いや焦ったー。

そんなこんなで、かなりの傷だが、走行に問題はない旨をお伝えすると、そうでしたか、良かったです。この後4件連続でその車で予約が入っているので、この後は事故しないようお気をつけください。お盆なので、ほんと予約がいっぱいで、、頼みます。とカーシェアの方から。

写真探したんですけどね、Hさんの携帯で撮影された事故現場(電柱)と車の損傷写真があったはずですが、見つからなかったので載せられず。
とにかく一目で分かる大きな傷だったんですよ。これを連休楽しみにカーシェア予約してる人たちが後続に何人もいて、その人たちが乗るときにこの傷見たらみんな驚愕するのだろうな、、となんともいえない気持ちになりながら、引っ越しと聞くたびに思い出す出来事として刻まれました。

警察の方に、「NTTの所有物で良かったですねー!個人のものでもないし、何もトラブルなく処理することができました!」と言われましたが、NTTの所有物の電柱、ごめんなさい、NTTさんありがとうございます。

その後は事故を起こすこともなく、全ての荷物を無事運び終えた後、二人でコストコへ行き、私の日用品や食材を爆速で買い込み、帰宅して冷蔵庫、冷凍庫、床に仕分けをして、急いでカーシェアを返却して幕を閉じた引っ越しでした。

もう業者を頼まずに引っ越しをするのは私のこの荷物量ではやめようと、そう胸に誓ったのでした。


いやはや、こんな引っ越し、こんな一人暮らし1日目。
内見から面白いことだらけではあったけど、初日から珍事件盛りだくさんな私の一人暮らし。これからどんなドラマが紡がれていくのでしょうね。

乞うご期待(?)



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