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【レポート】第六回文学フリマ京都
2022年1月16日(日)、京都市勧業館みやこめっせで開催された第六回文学フリマ京都に行ってまいりました!
文学フリマとは?
文学フリマとは、全国で開催されている文学作品の展示即売会です。
現在は九州~北海道までの全国8か所で開催されている、プロ・アマ問わない展示会です。作品は小説のみならず、評論や研究書やエッセイもありました。
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第六回文学フリマ京都レポート
残念ながら昨年である第五回文学フリマ京都は中止になっていました。
今回は二年ぶりの京都での開催!
会場は、平安神宮のすぐそばにある京都市勧業館みやこめっせの一階です。
私が訪れたのは12時半ごろ。11時から開催されている会場はすでに盛り上がっている様子。
入口では検温と、感染ウイルス接触アプリの導入確認が求められ、問題なければいざ出陣!
入口に置かれていたパンフレットを手に持って、さぁどこに行こうととりあえずブースへ。
なかには手を伸ばして無配作品を下さる出店者さまもいらっしゃり、その情熱に圧倒されました。
私は気になるジャンルのブースに出向き、無配を受け取りながら見本誌を手に取らせていただき、気になったものについては購入をさせていただきました。
そして後で気づいた見本誌コーナーの存在。
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なにこれすごい!
ここのコーナーではサークルの方に遠慮する事もなく、見本を見放題です。
漫画やイラストと違い、文章の好みというのはすぐに判断が付かないからこそ、こういった場所があるのはありがたいです。
見本誌にはスペース番号やサークル名などが記録されているので、ここで気になったものについては後でスペースにうかがうこともできました。
そして、見本誌コーナーの近くには椅子も設置されており、購入した本をゆっくり読ませていただき、後ほど再度スペースに訪れて作家さんに感想をいう事もできました…!(ただしめちゃくちゃ会話下手のため、上手く言えたかは別問題)
会場の端には写真コーナーもありました。
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個人的な感想
二次創作畑にいた私にとってイベントとはどこかアンダーグランドなイメージがあり(しかしあれはあれでめちゃくちゃ盛り上がってて大好きですが)、戦利品をSNSにあげたり、積極的に声かけされたりという事がとても新鮮ではありました。
ゼロから作ったものを自分の手で売る、まさにフリマ!
会場は熱気で溢れていて、出店者さん達の表情はとても生き生きとして見えました。
自分の作品が形になる喜びを、間近で見る事ができて、久しぶりにイベントというものに参加したこともあり、とても感動を覚えました。
(そして一般参加というのをしたのは初めてでした…。多くのものを無条件に受け取れた事に、心が満たされました)
あるスペースにての戦利品、途中で椅子に座って触れた作品が素敵で、後で感想を伝えにうかがった時、何度も訪れているにも関わらず出店者様は笑顔で出迎えて下さり、とても心が温かくなりました。
お着物、とても素敵でした!
作品の言葉達もとても魅力に溢れていて、ツイッターで繋がらせていただき、大変光栄です。
京都という土地柄からか、お着物で出店されている方も多く、とても和みました。可愛い女子、大好きです!
最後に
創作にはエネルギーが必要です。
このご時世、どうしても外に出る事を躊躇ってしまう事も多く、エネルギーを手に入れられなくなった時、心が枯渇してしまうような気がしていました。
でも、どんなことがあっても言葉達は死なない。それを目の当たりにできた時間だったと思います。
私が文学フリマを知ったのは本格的に創作をする少し前の約二年前だったと記憶しており、とても衝撃を受け、「40歳になるまでに出店するぞ!」と目標を定めました。…もう時間がありません(笑)。
小説を書く事、文章を書く事は年齢を重ねても続けられる趣味であることがありがたいです。
感性が失われていく感覚と戦いながら、もがいてみようじゃないか。
これからも文学フリマ、そして創作をする方々を応援しています!
素敵な時間をありがとうございました!
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