ぷらぷらり日記 2023.10.16 神戸市六甲口周辺
去る10月8日は小生のn回めの誕生日でして、めでたく14歳になったのですが(誕生日のたびに14歳に転生するので、誕生日を何回むかえたとしてもずっと14歳です)、自分へのプレゼントを贈っていません。
いや、別に贈らなくても良いのですが、やはり年に一度しかないビッグイベントなので、何もないというのはやはり味気ない。
1008円ぶんの何かを買うという案も考えたし、友人から頂いた3000円ぶんのAmazonギフト券で角ハイボールを爆買いするなども考えましたが、いずれも実行に移せていません。
やったことのない競艇をいっぺんやってみようかとか、今年の秋華賞はオッズ1.1倍という勝ち確定のリバティアイランドという馬がいるらしいので競馬もどうかとか逡巡しているうちに、早くも1週間が過ぎてしまった。
いやまあ、2022年度の行って良かったサウナランキング2位に選ばれた、東大阪のなにわ健康ランド湯~トピアに行ったり、普段はプリン体を気にして避けているビールを呑んだり、それなりのことはしたのですけども。もうちょっと特別感のあることを……。
そんな休日の朝、思い立った。そうだ、神戸に行こう。
今年の2月に行った三宮はかなり楽しめたので、神戸なら裏切らない気がする。というわけで、六甲道駅で下車。
そういえば、2月に三宮に行った時は、もともとは六甲を散歩する予定だったはずなんですよね。乗り過ごして三ノ宮駅まで行ってしまったわけですが。
六甲道駅から10分くらい、テキトーに坂道を登ってみる。六甲山が近い。六甲山の頂上まで行けるケーブルカーが存在し、駅前からケーブル下までのバスが出ているそうだが、今回はスルー。
真っ昼間から風呂に入る。
六甲おとめ塚温泉。住宅地の中にさらっと存在する。本当にさらっと存在する。保育園とか幼稚園みたいにさらっと存在する。全く目立つ立地ではない。
こんなところに本当に温泉が湧いているのか?と思ってしまいますが、しっかり湧いておりました。しかも源泉かけ流しで、エンドレスでドバドバ放出されております。
朝の6時から開いているので、早い時間から温泉に入れる。
秋の好天の下で入る温泉は非常に贅沢である。六甲なら450円でこれが買える。ていうか誕プレこれでもういい気がする。
サウナは300円と高めの料金設定ですが、銭湯ではかなり珍しい塩サウナらしい。
石屋川せせらぎ公園。ここのほうが六甲山がよく見えるな。
六甲おとめ塚温泉は素晴らしい温泉なのですが、浴室そのものはそんなに広くないので、座れるスペースが少ない。
少し前だと虫が多くてきつかったけど、もう秋も深まってきて、公園のベンチで寝転んで「大槻ハンチョウの休日の始まりごっこ」をやりやすくなりました。
地下で過酷な労働を強いられるおっさんたちが休日(1日外出)を過ごす漫画『1日外出録ハンチョウ』は、だいたいいつも、どこかしらの公園のベンチに放り出されるところから物語が始まります。真似してみよう。
まあ、真っ昼間に公園のベンチに寝転ぶことへの羞恥心が全くないこともありませんが、気持ちいいんですよこれ。ただ、人が少ない公園でないとやりにくい。
恥ずかしいというのもあるけど、子供たちの見ている前でアレをやるのは、やはり教育上よろしくないのでは?というか、なんというか……。
ここ、石屋川せせらぎ公園も、住宅地の近くなので子供たちがたくさんいるはずですが、遊具がないこちら側にはあまり人がいない。
いつだったかハンチョウも言っていた。
「逆なんだ、みんな…。大人になるべき社会では、子供じみたわがままを言い、遊ぶべきところで、変に大人ぶる…」
今は遊ぶべきところ、なのである。というわけで、私は公園のベンチにダイブ……はさすがに恥ずかしくてしていないが、しばしゴロ寝をした。
おまけ。なぜか路地の一角に置かれた『パール・ハーバー』と『フレンズ』のDVD。棄てられているというより、置かれている。なぜここに……?保存状態はかなり良いので、最近になってから置かれたものと思われる。
どちらもずいぶん前の作品だが、令和の東灘区の人々にこの2作を布教したかったのか……?何が目的で……?作風もぜんぜん違うし。
おまけ2。とにかくスプーンがでかい。お姉さんの顔よりでかい。食べづらいだろ。
おまけ3。こういう雑な公園が好きなのです。草はボーボー。ベンチはボロボロ。遊具は滑り台のみ。行政から見放された感じがなんともいえねえ。いいねえ(よくはない)。