見出し画像

おーい!タイの美容師さん!私の話聞いてた??…な海外での美容室体験。





海外に住んでいて意外と困るのが、髪の毛。
美容室に行って、理想の髪型にするために
英語でどんなオーダーをすれば良いのか。

伝わらなかったらいったいどんな髪型になるのか…。


などなど、不安がいっぱいな体験のひとつです。


とはいえ、親日国タイの首都、バンコクには
なんと日本人が髪の毛を切ってくれる美容室も
沢山あります。

切ろうと思えば、海外で、母国語で髪型のオーダーを説明して、
サービスを受けることができるのです。



ただ、やっぱ高いんですよ。値段が。



タイ人のローカルの方がやっている美容室だと、
100〜200バーツも出せば、髪の毛が切れてしまうこの国で
日本人に切ってもらうと安くても500バーツくらい。

相場は1,000バーツ近くになります。
女性の場合、パーマやカラーを考えると、
3,000バーツ越えたりするので、
中々イカつい金額になります。

パーマ液やカラー剤を輸入してるようで、
高くなるのは仕方ないんですけどね〜。

※1バーツ=3.5円で計算してみてください。



で、2020年の話。
私も800バーツくらいで日本人の方に
ずーっと切ってもらってたんです。

目指していたのはショートめのマンバンヘア。
こんな感じですね。



日本のサラリーマンじゃ絶対できないですし、
外国人がタイに入国できない状態が続き、
日本から偉い人が来れないので(笑)
思い切ったヘアースタイルにしたかったんです。



で、切る前がこんな感じです。向かって右がぷく。

癖っ毛なので、前髪が眉毛にのってます。
伸ばせば目よりも下くらいでした。


隣の人の強烈な笑顔は無視してください。


サイド、襟足はツーブロック。
体感的に、あと1回伸ばすために髪型を整えれば、
その次の時に思い切り刈り上げて、マンバンヘアの
完成だ!という感じだったんです。



ここで、
「あと1回調整なんだから、安いとこ行くか」
と思ったのが運の尽きでした。



美容室代をケチって、日本人が経営しているけど、
スタイリストさんはタイ人、という美容室へ
割安な料金に釣られて行ってしまったのです。



当然オーダーは英語。
しかも、あんまり英語が伝わらない。



これは…まずいぞ…。



間違いなく伝えるために、画像を見せて、

「将来このヘアースタイルにするんだ。
だから今日は、長さは変えなくていいよ。」

多分英語で、
「This is my favorite hair style, I wanna be this one in future」
「So, you do not need to change the length.
Only trim 2cm off please.」

みたいなことを伝え、店員さんも
「Wow cool! Ok!」




イケる。
これならツーブロックでは無いものの、
とりあえず短髪にはならないはず。



ひとまず安心してシャンプー、
思ったよりサービスも良く、丁寧な接客だったので
完全に安心しきっていました。


カタコトのタイ語で雑談しながら、いざカット。





ウィーーーーーーーーーーーン。



あ、バリカン使ってる、そうそう刈り上げだもんね。







ん?今回ツーブロック頼んでないぞ??




と、思った時には時すでに遅し。
右半分はこみかみ辺りまで伐採されてました。
訳もわからず唖然としていると、目があったスタイリストさん。


「Ok! No problem! Safe Safe!」




いや、そうじゃない。バリカンが安全なのは知ってる。



思わず「what have you doing!?」と言いそうになったのですが
タイ人の方はキレると何するかわからないことを思い出し、
ただただ髪の毛が伐採されるのを見届けるしかありませんでした。



もはや放心状態の私。
てっきりトップはそれなりに残してくれるのかと思ったら






こんな感じでガッツリベリーショートヘア。
パンクな感じになりました。

初期のSiMのボーカル、MAHみたい。
着てるTシャツとのアンバランス感がすごい。
望まない短髪。



泣く泣く、この時飲みながらタイ在住の長い
日本人の先輩に話をしたところ、


「あー、タイ人の人、自分が思うカッコいいスタイルに
勝手にしちゃったりするからねえ〜〜〜。
好みのスタイルがあるなら、絶対日本人に切ってもらうべきだよ」


先に聞いておくべきでした…。


ていうか許されることではなかろうそんなことは。

2年近くタイに住み、ちょっと慣れてしまったことによる
まさかの事件が起きたのでした。




結局、そこから半年間必死に髪を伸ばし続け
2021年の2月にはこんな形でマンバンヘア、できました。


下手に写真を見せてしまったのが、良くなかったかな〜〜。


オーダーとあまりに違うなんて、
日本で言えばクレームものかもしれませんが、
海外で、言葉もうまく通じず、かつ安心やリスク回避のためには
こんなところでもお金を惜しむべきではないんだな…



と思ったお話でした。
英語の勉強しよ。



#海外生活  #ビジネスマン #タイ #東南アジア #ヘアスタイル #note #髪型 #スキしてみて #おしゃれ #美容室 #海外旅行 #びっくり #初心者 #旅行 #毎日更新 #毎日note #日記 #ひとりごと #安全 #ヘアカット #後悔 #リスク #マンバン





この記事が参加している募集

サポート頂けますと、あなたのページをご紹介させて戴きます。