毎日リト日記 2021/1/1【名前】
新年開けましておめでたい(^^)
さて、今年の私のテーマは「繋ぐこと」、漢字一文字だと「繋」です。
昨年のクリスマスに、Facebookで繋がってお友達になっていただいた方がシェアしてくださった「リト」という本が大変好きになりました。私は山奥に古民家を持っており、カフェをしているのですが、そこに「ときがわまちライブラリー」というマイクロライブラリーを展開している。年間600冊本を読む私が、「生きる力」に繋がる本をセレクトし、貸し出しをする。リトはそこに置くことに決め、最重要なカテゴリー「生きるOS(基本システム的なもの)」に入れることにした。
30章からなる物語調なこの本。30章で月の日数とほぼ同じなので、毎日章に関することを綴ることにした。
本日は、第一章。ここで大切な引用は、
名前というものは、本当は名付けられる前から決まっていて
というところ。全体を通じ、サムシンググレートと言われる大いなる自然な力により、人の運命は決まっていて、起こることや出会う人には全て意味があり、必然ということ。名前も、その名前である意味もあり、見えざる力によりGivenされているということ。
私はもともと、名前というものにとても強い想いがある。昔親から聴かされた歌?みんなの歌かな、ゴダイゴのビューティフルネームという歌がある。
この歌で最高に気に入っているフレーズは何十年も心に居る。
名前、それは燃える命
そう、物理的な肉体の命と同様に、親からもらうファーストネーム、givenネームはもう一つの「命」なのだ。
人と知り合って、仲良くなりたい時、ワシは必ず相手をファーストネームで呼ぶ。一応相手の個体差もケアして、そう呼んで欲しく無さそうな時や、仲良くなってからの方が良い時は、状況見ながら対応する。ワシ自身も、名前で呼ばれるのが大好き。大ちゃんって呼んでくれる方は、もれなくこちらも相手を好きになる。
ところで、ワシの名前は「だいすけ」である。由来を親に聞いたら、「いとこの女の子が、男の子だったら大介の予定だった。女の子なので大介の名前はお蔵入りした。で、うちに男の子産まれたので、その名前をもらった」とのこと。ちなみに、うちの親の兄弟はみんな「すけ」が付く名前である。
名前自体は、そんなに嫌なわけではない。しかし出来れば強いこだわりや想いを込めて考えて欲しかったと思う。そして、「だいすけ」という名前はワシの昭和50年前後の頃は、大人気な名前やった。ほだで、クラスや同学年に何人か同じ名前がいる。そうなると「だいちゃん」や「だいくん」などのニックネームは、大激戦区になる。幼稚園にいた頃はみんなに「大ちゃん」って呼ばれてたんだけど、5歳の頃に引っ越して、その後の小学校の時には苗字で呼ばれることがほとんどやった。引越し先に、だいすけや、大ちゃんが既にいたからである。生まれてから死ぬまで、大ちゃんというニックネーム争奪戦をし続ける運命にワシはいることが決まっていた。
競争は好きでない性格で、人と同じことが嫌いな私。そんな自分がとてもポピュラーな名前を授かった。生きる上でこれも意味があったのだろうと思う。私は離婚して親権養護権が無い息子がいるのだが、自分の名前の「介」を息子に授けた。もう一つの命である名前の半分もあげたかったからである。
親が、「すけ」が付く名前で、たまたまいとこが女の子で、繰り上げでもらった名前。「介」は助ける、サポートの意味もある漢字。ワシの事業のミッションは、「自分らしく生きる人を勇気つけること」。そんなサポートな生き方をしたいワシにぴったりな名前。
これも、偶然でなく、必然だと信じると、生きる勇気に繋がるよ。
そんな気付きをくれたリトの第一章に感謝です。