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旦那飯は韓国料理 番外編~旦那飯の旦那って、どんなひと?~
亭主元気で留守がいい
その昔あったCMのキャッチコピーですが、ほんま、共感した主婦はかなりいるだろうな(笑)今ならリモート勤務で旦那さんが一日中、しかも何ヵ月も家にいたらウザいよな~。わかる、わかる。
なんと、今日から3日ほど旦那さんが留守。そのため残念ながら韓国料理はお休みですが、女三人でダラダラすごせる〜!(実は旦那さんがいても同じですが)イエ〜イ!
ということで、今日は旦那さんはどんな人なのか、ご紹介します。
うちの旦那さんは料理が得意だった?
とんでもない!!今まで料理はしたことがなかったんです。
実はミュージシャンなんです。プロのベーシストです。韓国ではミュージカルや歌手のステージで演奏したり、音楽学院で講師もしていましたが、私と結婚するため、何もかも捨ててこっちに来ました。
(二人のなれ初めは私のマガジン「奇跡の出会いは本当にある!」で!)
高麗大学の数学科を卒業してもエリートの道は嫌で、諦めきれなかった音楽の道へ。26歳でソウル芸術大学に入り、20代前半の若者に混じって、努力しながらプロに…。それからは音楽一筋で生きてきた人。
韓国では日本みたいに70歳になっても音楽を楽しみながらライブはできない現実があります。日本のほうが自由に音楽できるというのもこっちに来た大きな要因。筋金入りの音楽馬鹿だからずっと演奏していたいらしい。
しかし、日本では、韓国でのキャリアは無きものとされ、また一から始めることに。まるで東方神起みたいに(←例えが良すぎ)
韓国人やろ…
永住権がないから…
プロでも韓国でしょ…
メジャーじゃないし、誰も知らんやん。
色々言われ、なかなか面接や実演にまでも至らず、何度も悔しい思いをしながら色んな人に支えてもらい、だんだんとプロとの仕事が増えていきました。
さぁこれから一発やらかしたろか❗️という時にコロナ禍になり、予定していた仕事は流れてしまい、家にいる時間が増えたから料理を担当中。
旦那さんは指を怪我したら仕事にならないから、本当は刃物を使わせたくないけど、本場の味を良く知らない私が作るのと、本場の味で育った旦那さんが作るのとでは、雲泥の差がある。
彼のおかあさん、オンマのご飯は最高です。
うちの娘が初めて韓国のおばあちゃんに会いにいったとき、あまりにもご飯が美味しいからと、すごい勢いで食べ続ける姿をみたオンマから「ちゃんとご飯を食べさせてるの?」と笑われたくらい。
彼は一人暮らしもしていたし、ラーメンや簡単なご飯は作れても、本格的なおかずや、キムチ作りは初めて。小さい頃から美味しいご飯を食べてきたのと、見様見真似で作れるように…。日本で食べる韓国料理の味が濃かったり、日本人向けの味付けが気に入らなくて、お袋の味を思い出して作っているようです。
音楽も料理も創作。
自分が造り出すもので人の気持ちを癒したり、共感したり、楽しませたり…
自分の自己満足ではなく
他がために。ひとを喜ばせたい。
旦那さんの根っこみたいな部分が同じだからなのか、音楽も料理も本気です。家族にも「美味しいものを食べさせたい」と思う一心で作るので、作ってる最中は声がかけにくいくらい(苦笑)一生懸命作ってくれます。
だから、旦那さんのつくる料理はとてもあたたかく、美味しいんです。
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