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ヨシタケシンスケさんトーク(2018.6.15)
ヨシタケシンスケさんの発想えほんシリーズ×みんなの読書会。
第1部→数人1チームになり、本を読んで思ったことや、参加したきっかけなどをシェア。
第2部→ヨシタケシンスケさんと、編集者の沖本敦子さん(ブロンズ新社)のトーク。
<本を作るきっかけ>
イラストレーターの仕事をしていたヨシタケシンスケさんの元には、別の出版社からも話があったけれど、「テーマは自由に決めてください」と言われ、筆が進まず…。
一方、ブロンズ新社の沖本さんは数年前から、ヨシタケシンスケさんと仕事をしたい!と企画書を社内で何度か提出。
数年経ち、描いてもらったら面白そうな内容を企画書に落とし込み、オファーしたところ、「イラストレーターの仕事と同じやり方でやりやすい」「ここはこうした方が良い」と、やり取りがスムーズに進み、「りんごかもしれない」が誕生!
今回は、1人のイラストレーターがすべての絵と色付けを行うことが多いけれど、今回はすこししっくりこない部分があり、彩色はデザイナーが担当。
それぞれのプロが一緒に作り上げていくことで、クリエイティビティ、完成度が上がった!
<FAQ>
質疑応答。お二方とも、ネタが尽きず、お話が止まらない!
まだまだたくさん聞きたかったけれど、時間の都合で、お開きに。。
ヨシタケシンスケさんが大学卒業後の会社員生活で、イヤになった時に描いたストレス発散で描いていたイラスト集が、巡り巡って、出版社の方の目にとまり、絵本へ。
沖本さんから依頼がなかったら、イラストレーターで一生を終えていたかもしれないし、絵本に興味を持たなかったかもしれない。
…という話があり、どんな形であれ、アウトプットは大事と改めて感じる!
子どもの頃に好きだったものは、次の世代に伝わる。本も然り。
イヤなことがあった時、自分なりにやり過ごす方法を編み出す手法をたくさん持つ。
子どもに生き抜く力をたくさん伝えて、物事の見方は一つではない、選択肢はたくさんあることを知って欲しい。
短い時間でしたが、本に詰まった思いを頭の片隅に置いて、改めて読もう。