免許返納の前に、介護脱毛を説得するべし
「2025年問題」とは、戦後ベビーブーム期に生まれた団塊の世代が65歳以上になり、介護・医療現場の崩壊、経済悪化などの社会問題の総称です。
とはいえ、今どきの60代はバブルを謳歌したイケイケ世代なので、「シニア」という呼び方はしっくりきませんが。好奇心旺盛で、美容に対してもアグレッシブな印象です。とにかく、2030年問題、2040年問題と高齢化社会が引き起こすさまざまな経済へのインパクトに警鐘が鳴り響いています。私もどんどん当事者側へ。。。
「ピュビケアサロン白金台」にも60代以降のお客様が増えつつあります。あそこのお手入れなんて「はしたない」という価値観で育った世代ですので、「私なんて・・・。若い子がする美容でしょう?」という方が多かったのですが、「親の介護を経験して、介護脱毛の重要性を痛感してお手入れを始めに参りました」「介護されることを見据えて挑戦しようと思いました」など”介護脱毛”を理由にいらっしゃる方が増加。言葉遣いからも恥じらいを押し殺している様子がビンビンに伺えるんです。意を決してお越しいただいたんだなぁと。
70代のお客様
サロンのお客様が73歳のお母さまを連れてご来店。将来介護を見据えて今から毛を無くしておいて欲しいと。お母さまはショックで「娘にこんなひどいことを言われたのよ😭」と友人に話したところ、「私、もうとっくに介護脱毛やっているわよ」と。「それなら私も!」と決心して、ブラジリアンワックスをやったみようと思ったそうです。施術後に鏡で確認していただいたら「意外とまだいけるな。もう一度恋愛でもしようかな」とおっしゃるので、セラピストもとても嬉しかったそうです。
最近、お客様から耳にするキーワード「介護脱毛」。寝たきりで排泄の介護をうけることを想定し、介護士さんがお世話しやすいようにヘアを無くす準備をする気遣い。。。なんて思いやりのある考え方✨ これぞ、やまとなでしこ!
確かに、赤ちゃんのおむつ替えを考えると、ヘアがないので汚れを拭き取りやすく、清潔を保ちやすいですよね。介護も同じ。むしろ肌がたるんでいる分、拭き取りにくいし、おむつかぶれも赤ちゃんの比ではないでしょう。ヘアがないと保湿剤も薬も塗りやすいので、介護脱毛は必要不可欠かもしれません。
介護時に強制的にされるものではなく、「見据えて」準備するのとでは雲泥の差があるように思います。前述の70代のお客様は、その後も通ってくださり、「ピュビケア オーガニック」の保湿ミルクを愛用いただき、(ピュビの)お肌も見違えるように!(ピュビの)見た目年齢も若くなってらっしゃいます。そして、どんどんイキイキと。お客様によってはイケイケに(笑)
免許返納をお願いするずっと前に、まず「介護脱毛」をお願いすることをオススメします。むしろ「介護」から遠のくような、マインドの変化をお客様から感じます。ポジティブなエイジングと向き合うきっかけになること間違いなしです!
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