真の「動けるカラダ」を目指すために
天気のいい日は少しでも「歩く」か「走る」ようにしています。
なぜならば…「健康でいたいから」です。
その昔、大病を患ってから「健康」や「自分の人生」を強く意識するようになりました。
健康的でアクティブな生活を送るためには、肉体的にも精神的にも満たされている必要があると思っています。
そういった意味でも「健幸」づくりに欠かせない「運動」「トレーニング」は大切です。
「肉体労働」から「頭脳労働」の時代へ
「動けるカラダ」づくりのトレーニングでは、
カラダの使い方や重心移動の仕方、バランス能力や柔軟性・可動性の改善などの要素を取り入れたものを沢山実施してもらっています。
しかし、このようなトレーニングは「肉体労働」が多かった昔の時代では自然と普段の生活の中で養われていた要素ではないかと思います。
しかし、現代では「肉体労働」よりも「頭脳労働」が増え、生活環境も変わり、日常的に身体を使うことが減ってきたため、
あえて「カラダの関節や筋肉を使ってあげる」ことをトレーニングにした”ファンクショナルトレーニング”という考えが目立ってきたのだと思います。
ペーパードライバーではダメ
「動けるカラダ」づくりのためのトレーニングでは、
機能改善を一番の目的として実施することが多いのですが、これは車の運転を例に例えると、
「車のメンテナス」+「運転技術を習得する」作業になります。
錆びついてしまったギアや電気系統の不具合を修理し、アクセルとブレーキ、ハンドルさばきなどを覚えることで、
「よし!これで運転できるぞ!」となります。がしかし、
いつまで経ってもドライブに出なければ、エンジンも悪くなりますし、ドライブテクニックも落ちてきます。
そうです、「ペーパードライバー」のままでは「運転できる」とは言えません。
よくある話ですが、機能改善のパーソナルトレーニングを続けていたとしても、
「2階まで上がったり下りたりすると、息が切れるんだよね…」となります。
関節の動きはある程度よくなってきた、スクワットのフォームや股関節の使い方も意識できるようになった、その結果、
『肩こりや腰痛、ひざ痛などの症状がよくなった!』
これで「動けるカラダ」を手に入れたー!と言えるかと言えば…違います。
もっとたくさん身体を使って、動きを定着させ、さらには心肺機能を強化することで
本当の意味での「動けるカラダ」(動き続けれるカラダ)になります。
怪我をする時などは「後半」に起こります。
あらゆる場面での「後半」では、集中力が切れたり、疲労した状態であったりすることで、
ミスをし、フォームが崩れ、不利な状況で動いたりします。
疲れにくい身体であり、疲労しても集中力が切れにくく、一定のフォームを保てるカラダ…
まだまだやれることはありそうですね。
もっとアクティブに動けるトレーニングができる環境を作ろう!
真の「動けるカラダ」を手に入れるために…
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