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猫背を姿勢から分析!今の自分の姿勢を知ろう!

猫背は肩こりや頭痛の原因になるだけでなく、見た目の悪さ、自信がない印象を与えるため、悩んでいる方が多くいらっしゃいます。


そもそも猫背がどんな状態なのか考えたことはありますか?

猫背がどのような原因で起きているかを知ることは、猫背を矯正するうえで非常に重要なのでしっかり理解しましょう。

今回は猫背について原因や問題点を解説し、さらに猫背を矯正するための超効果的なエクササイズもご紹介します。



姿勢分類を知れば猫背の原因がわかる!

猫背を理解するにはまず皆さんの姿勢について知ることが大事です。


姿勢は5つに分類することができるのをご存知でしょうか?

上の図は姿勢の分類を現した図になります。


まずはこの姿勢分類について解説していきますので、皆さんの姿勢が何に当てはまるかチェックしてみてください。


姿勢をチェックするときは壁に背中をつけて体の触れている部位・離れている部位を見る方法がおすすめです。


LORDOSIS(腰椎前弯姿勢)

いわゆる「反り腰」姿勢です。

この姿勢タイプは

・腰が反っている

・太ももの前側が張っている

・お腹が出ている

という方に多く見られる形です。

腰椎前弯姿勢では腰や股関節の前側の筋肉が硬くなりやすく、逆にお腹と太ももの裏側の筋肉は筋力低下を起こしているケースが多いです。


また、女性に多く見られるタイプで、ポッコリお腹や大きなお尻で悩んでいる方は腰椎前弯姿勢であることがよくあります。


KYRHOSIS(胸椎後弯姿勢)

胸椎後弯姿勢は猫背タイプの姿勢の1つです。

この姿勢タイプは腰椎前弯と併せて起こることが多く、その場合はKYRHO-LORDOSIS(胸椎後弯‐腰椎前弯姿勢)と言ったりもします。

胸椎後弯姿勢は

・頭が前に出ている

・胸椎の真ん中あたりの後弯が強い

・背中の筋肉の筋力低下がある

といった特徴があります。

頭部が前に出て背中が丸まっているため、首の周りや胸の筋肉が硬く、肩こりが起こりやすい姿勢です。


このタイプでは腰椎前弯姿勢と同様に腰と股関節前面の筋肉の硬さ、お腹とお尻の筋力低下に加え、肩甲骨周りの筋力低下と胸筋の硬さが見られます。


見た目的には背中が丸まり、さらにお腹が前に出た姿勢になります。


そうすると太って見えるだけでなくバストも形が崩れてしまうので、キレイでスタイルの良い体型を目指したい方はなんとしても修正したいところです。


FLAT BACK(平背姿勢)


平背姿勢は背中から腰が平になっている姿勢で、この姿勢も典型的な猫背タイプになります。


このタイプは高齢の方によく見られる姿勢ですが、最近は若い方でも見られる印象です。


平背タイプは上記の腰椎前弯型、胸椎後弯型とは反対に、骨盤が後ろに傾いています。


そのため、お腹とお尻の筋肉が硬く、腰と股関節前面の筋肉が筋力低下を起こしています。



さらに頭も肩よりも前に出た姿勢になりやすいので胸筋が硬く、背中の筋肉が筋力低下を起こしているケースが多いです。


SWAY BACK(凹円背姿勢)

現代人の不良姿勢で最も多いとされているのがこのスウェイバック姿勢。


このタイプも猫背になる大きな要因となります。


スウェイバック姿勢は

・骨盤が前に出ている

・腰痛や肩こりが併発しやすい

・デスクワークの方に多い

という特徴があります。


骨盤が前に出ていると肩の位置は反対に後ろに下がり、さらに全体のバランスを取るために頭の位置が前に出ます。


つまり首の付け根あたりと腰の背骨に負担がかかりやすくなるので、肩こりや腰痛が起こりやすくなります。


SCOLIOSIS(側弯症)

側弯症は正確には側弯の角度(コブ角)が10°以上あることが定義となっています。


成長期の女性に発生することが多い疾患ですが、体の左右の筋肉バランスの崩れや骨盤の歪みによって引き起こされている方も良く見ます。


また、そのままにしておくと呼吸障害がおきたり腰痛が悪化していくことが考えられます。


見た目でも体が曲がっていることがはっきりわかってしまうため、特に女性の方は改善したいと感じる方は多いと思います。




皆さんの普段の姿勢はどのタイプに当てはまっていましたか?


まとめると、猫背タイプの姿勢は

・胸椎後弯姿勢

・平背姿勢

・スウェイバック姿勢

になります。


もちろん複数の姿勢タイプが合わさっているケースもあるので、自分がどのタイプに当てはまっているか正確に知りたい方は専門家に見てもらうことをおすすめします。


上記のタイプに当てはまっている方は今から猫背ケアをしていきましょう!



不良姿勢が多い現代の生活スタイル


前述した不良姿勢のタイプは年齢を重ねて筋力低下が進むことで起こりやすくなるものが多いです。


しかし、最近は若い方でも高齢者に多い不良姿勢タイプになっている方が多く見受けられます。


高齢の方に多い姿勢が若い方に見られるようになってきた要因として、運動不足になりやすい生活スタイルの方が多くなってきたことが挙げられます。


近年は新型コロナウイルスの流行でステイホームが進み、仕事はテレワークが多くなりました。


さらにオンラインサービスの普及が加速したことで外出機会が減り、日ごろの運動量は以前と比べるとかなり少なくなっています。


また、スマホの普及で今は小学生もスマホを使用しており、悪い姿勢が体に染みついてしまっている状態…


このように現代人は生活における運動量が圧倒的に不足しており、猫背などの不良姿勢になりやすい環境にいます。


便利な世の中になってうれしい反面、体のケアにはより一層気をつけたいところです。


ですが実際には「運動は嫌いだから」「忙しくて時間がないから」「めんどくさいから」と言って体のケアをしない人が多いです。


なので今回は猫背改善に効果的な、5分で簡単にできるエクササイズをご紹介します。


ぜひスキマ時間に実践してみてください。



猫背が変わる!超簡単5分エクササイズ!


キャット&カウ

丸めるときに息を吐く
伸ばすときに息を吸う


四つ這いになって背中を丸めたり伸ばしたりするエクササイズです。


pointは背中を丸めるときに息を吐き、伸ばすときに息を吸うことです。


体の動きに合わせて呼吸を行うことで、胸郭の動きを出すことができます。


さらに背中の伸び縮みに合わせて骨盤も動かせるとgoodです!


回数の目安は10~15回で3セット程度、ゆっくり大きく動かしましょう。



リバースプランク簡易版


肩甲骨を前に出し、骨盤も後傾させる。
手で床を真下に押しながら伸びるのがポイント。骨盤は前傾させる。


胸の筋肉が硬くて肩こりになっている方におすすめのエクササイズです。


一度体を丸めてから、真上に体を伸ばしながら胸を張ります。


真上に体を伸ばすときに手で床を真下に押しているのがpointです。


このエクササイズも丸めるときは息を吐き、伸ばすときに息を吸うようにしましょう。


回数の目安は10~15回3セットです。


ヘッドアップ

肩が痛い方は腕を外側に広げてもOK
胸までしっかり上げる。お腹も紙が一枚入るぐらい浮かせられるとgood!


背中の筋肉を鍛えるのに効果的なエクササイズです。


前腕で床をしっかり押し、頭から胸、お腹を浮かせていきます。


このときに耳-肩-大転子は一直線のまま持ち上げます。


持ち上げるときに息を吸い、下ろすときに息を吐くようにしましょう。


回数の目安は10~15回3セットです。


悪い例

このエクササイズは顎が上がったり腰が反ったりすると効果がないので注意しましょう。



まとめ


いかがでしょうか?


猫背改善は肩こりの改善やバストアップ、キレイな見た目には欠かせないものです。


まずは自分が日頃どんな姿勢で生活しているのかをしっかりと把握し、自分に必要な猫背ケアを行っていきましょう。


ではまた!

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