【足関節の診方10】結局足部の施術でやることはこれだけ!
こんにちは!!理学療法士のひろひでです!!
これまでみっちりと足関節の施術について
お話ししましたがいかがでしたか??
もし見逃したぜ!!!!!って方は
足関節の整形外科疾患 マガジンにも載せていますのでこちらで
確認してくださいね^ ^
https://note.com/pt_sasakawa/m/m523b91670efe
今日は足関節の施術のまとめになります。
足関節は屈伸(底背屈)以外にも
回内外や踵骨の内反、外反といった複雑な
動きをするのに体重がもろにかかってしまう関節です。
ハイアーチの人なんかは
常に小指側で立ったり歩いたりしていると
同じ状況になりますし
扁平足の人は内側縦アーチが崩れて
常に足の裏全体がついてペンギンみたいに
歩いてしまいます。
ハイアーチなのか、扁平足なのか
というのは大して問題ではないです。
足の形の特徴だからです。
重要なのは足首の動きが制限されてしまっていることなのです。
腓骨筋が弱ければ小指に体重が乗り
足底腱膜炎にもなりますし
アーチがどんどん高くなって足の甲の
痛みにもなりますが
ハイアーチの人でも腓骨筋が
働く状態であれば、関節の痛みは
引き起こされないんです。
こういった人では見た目は
ハイアーチになっていたとしても
歩く、走る動作では小指側へ体重が
乗ることはありません。
ですので、最も重要なことは
・ 働くべき筋肉がしっかりと働く
というだけなのです^ ^
特に筋力が落ちやすい筋肉は
腓骨筋と後脛骨筋なのですが
この二つがきっちりと働いていれば
足の構造上、自分の体重をまっすぐに
支えられるようになっています。
足がまっすぐに着くということは
脛骨が床に対して垂直に着くということです。
スポーツ選手では特に日本人ランナーの場合
O脚になってしまい、まっすぐ足が
ついていない選手が非常に多いです。
そういった選手ほど腓骨筋が全然働いていない・・・
っていう人ばかりです。
人が歩く時や走る時に足首で最も重要なことは
脛骨が床に対して垂直になって体重を乗せられるか
ですので、
スポーツ選手でなくても
綺麗に歩きたいモデルさんや
主婦の方でもおじいちゃんでも
それを可能にする筋肉や関節の構造は
全く同じなんですね!!!!
これさえ知っていれば
難しいテーピングの巻き方も覚える必要もないし
難しい解剖や靭帯の名前を覚えたり、触診したり
する必要も無くなります。
知識と治せるかどうかは別物ですからね笑
ぜひ本質を見極めながら患者さんの
施術をしていただきたいと思います^ ^