見出し画像

まだ信じてるの??ピラティス「ニュートラルポジション」の罠

どうもです!

やっと夏休み終わりましたねw

全国のママさんお疲れさまです。

夏休みってめっちゃ大変ですよね?子供3人いる僕もよく感じていますw


詳しくはこちら↓


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

というわけで本題です。



ピラティスのインストラクターさんに会うと

・ニュートラルポジションからズレていますけど大丈夫ですか?
・ニュートラルポジションが取れないけどどうしたらいいですか?

みたいなことを良〜く聞かれます。

確かにニュートラルポジションて大切ですよね?


でも。


なんで大事か?どうしてそれを取るべきなのか?
取るメリットは?でも根拠はあるのか?

って気になりませんΣ('◉⌓◉’)?


ここを明確に答えられれば問題ないですが。

ただ、なんとなくピラティスの原則、ルールだから、、、

では思考停止状態です。

さよならですw


というわけで今回は。


ニュートラルポジションの「罠」にハマっていませんか??



ではいきます。

「ニュートラルポジションをとる=良い」

という思考の人には絶対に見せてあげてくださいw


ではいきます。



ニュートラルポジションって何??

そもそもそれ知らんΣ੧(❛□❛✿)

という人のために。ニュートラルポジションを解説します。

これはピラティスの団体さんによっても若干の差はありますが。


ざっくりと。

まっすぐで左右対称な状態=体が安定してストレスが少ないよね?

を示します。


こんな感じでまっすが安定していていいよね〜ということです↓



あとは骨盤のニュートラルも有名です。


腸骨のASISと恥骨が床と並行、一直線

ですね。うん、骨盤キレイw


じゃあ次に、なんでニュートラルポジションとるといいの?

という話を紐解いてみましょう。


ニュートラルポジションが筋骨格系に与える影響に関する研究


ではいくつかの研究からニュートラルポジションのメリットをみていきましょう。


脊柱の垂直軸(C7 SVA)が大きいほど、腰痛の発生率と痛みの強度が増加する。腰痛と身体パフォーマンスの低下は、脊柱の矢状面アライメントと強く関連している。

はい、そりゃ曲がっているよりもいいですよね!


脊柱のニュートラルポジションは、椎間板にかかる負担を最小限に抑える。屈曲や伸展の姿勢では、椎間板への圧力が増加し、特に屈曲時には椎間板の前部に強い負荷がかかる。ニュートラルポジションは、椎間の動きを適切に制御し、腰痛のリスクを減少させる可能性がある。

まあ、これも運動学的に当たり前。


あらゆるスクワット姿勢で研究。ニュートラルスパインポジションの維持が腰部の圧力を低減し、正しい姿勢と筋肉のバランスを維持するために重要。

まあ、、、そりゃそうですよね?w

つまり



曲がっている姿勢でずっといるよりも。
まっすぐな姿勢(ニュートラルポジション)の方が機械的なストレスは少ない。

それはもう理解できましたね?


でもコレは姿勢がまっすぐだといいよね〜という主張の論文です。


世の中にはしっかりと真逆の意見があります。


しかも最近ではそちらの方が支持されつつあり。

僕もそう思っています。 
 

では後半戦いきましょう。

ここから先は

1,627字 / 2画像
運動を仕事にするトレーナー、ピラティス、ヨガ、セラピストの先生向けの専門家マガジン!

運動を仕事にする全ての人へ。理学療法の知識、解剖・運動・生理学と最新の論文から現場で使えるピラティスや運動の評価・方法・考えをコラムと動画…

ありがとうございます!!!!!!!!!!!