見出し画像

著作権法とは?侵害事例から学ぶブログで知っておくべき法律

著作権法とは、制作者である作った人の作品を著作物と呼びます。その著作物を決められたルールの範囲で作品を使うことができる法律です。法律を知ることで不正に自分の作品を使われることを防いだり、相手に訴えられる危険性を防ぐことができます。事例をふまえ、ブログやSNSで知っておくべき法律と著作権の抜け穴を解説します。

* * *

【お知らせ】R2.5.26に更新

・著作権法に内容を見やすく修正しました。
・ブログで知っておくべき法律の抜け穴を追加しました。

* * *

画像17

著作権法とは制作者である作った人の作品を決められたルールの範囲で使うことができる法律です。なんとなくそこまではわかりますよね。だけど、ブログをしていると、こんなことを不安に思いませんか?

・著作権ってどこまでが法律で問題になるの?
・訴えられたりしないの?
・訴えられずにブログをする方法はないの?

法律を知らないと、誰かに指摘されるだけで自分のブログ運営に影響してしまうし、簡単に騙されてしまいます。僕は著作権の知識がなかったときに、SNSの友人から「その記事って著作権大丈夫?」と言われ、ネットで拡散されてしまいました。

そのときに知識があれば、「この記事は転載や引用には、含まれないから法律上で問題はないよ。」と自信を持って説明できれば、ブログ運営にも支障がなかったと感じています。法律に対する知識がないと、簡単に相手の言葉に踊らされ、自分の積み上げてきたものを傷つけられてしまう危険性がありますよね。

みなさんはどうでしょう? 少なからず、著作権に対して不安に感じたことはあるのではないでしょうか。ブログをしていくと注目されることが増えてきます。分からない法律で悩み作業が中断してしまうのは、時間がもったいないと思いませんか?

著作権では覚えておくべきポイントがあります。

・著作人格権と著作権
・二次的著作物の範囲
・著作権の制限
・転載や引用、参考の違い
・法律の抜け穴

押さえておくべき法律とポイントを理解すれば、自分の作品を悪用されたときに適切な対応が可能です。著作物を使用する場合でも、起こるかもしれない被害を防ぐことができます。

著作権法とは?

画像18

著作権とはそもそもなんでしょうか?僕たちが1つの作品に時間や労力をかけて作ったも創作物。それが著作物です。作った人の権利を守りながら、作品を借りることで文化や歴史を発展させるために作られたものが著作権法です。ブロガーで考えると文章や画像、動画が対象範囲になりますよね。

例えば、漫画のシーンで主人公が「海賊王に俺はなる!!」と言ったとします。この著作権は作った人の著作物になります。もし、これを使って法律違反になったら大変ですよね。

特にブログの場合、何かを見たり、学んだり、したことから文章を作ります。すべての物は誰かが作っていて、その人たちに全ての権利があるのだとしたら、僕たちがブログを書くことはできなくなってしまいますよね。だから、ルールの範囲なら自由に使ってよいという法律があります。

まずは、著作物にはどんなものが含まれるのか理解していきましょう。法律を書いたあとに解釈を説明していきます。

ここから先は

8,341字 / 17画像

¥ 980

この記事が参加している募集

よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは施設を建てるときの資金にしたいと思います!