「普通という奇跡」よつばと!(15)。"ふつう"って何だ?のひとつのアンサー?
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2021/03/02
こんにちは。HACOです。
3月になりました。緊急事態宣言が解除されたり、されなかったり、まだまだウイルス的にも、政治的にもバタバタする日々が続きそうです。
Jリーグも開幕して、昨年のホーム開幕戦に行こうとしていた頃を思い出します。ウイルスによって、明確化された世界のカタチをどのようにかんじているでしょうか。
そんな中で、「よつばと!15巻」あずまきよひこ著 が発売されました。
どの巻も「帯」も作品の一部になっているような感じです。今回は、
「普通という奇跡」
少し前に「コンビニ人間」の時にも触れましたが、「"ふつう"って何だ?」ですね。ある意味で、その一つのアンサーのようなものが今回の帯の言葉なのかもしれません。「普通という奇跡」帯のこの言葉が物語っていることを考えさせられました。
「ふつう」という言葉の持つ力の光と影。
「奇跡」でもあり、「呪い」でもある「ふつう」という価値観。
「ふつう」という言葉・価値観との距離感は、 #自分にとって大切なこと とであり、考え続ける必要のあるテーマといえます。また、「"ふつう"って何だ?」から、「人間って何だ?」の思索につながっていく興味深い言葉でもあります。。
いろいろ思うこともありますが、「よつばと!(15)」を読んで、こころが穏やかな状態なのでこのくらいに。
何気ない日常をどのようにとらえるか。
ふっと、それに気がついたときに何を感じるか。
15巻も、笑いや涙や複雑な気持ちの入り混じった感情を喚起させてくれる素晴らしい作品でした。
きっと「ふつう」については、またいろいろあると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今日もよい一日を。
それでは、また。
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