[おすすめ本紹介回No.1]「具体⇔抽象」トレーニング!!
どうも。ぷさいです。
(https://twitter.com/psy_intp_A)
最近、本をよく読むようになりました!!
(よく読むようにしようとしているが正しい)
そこで、おすすめ本紹介シリーズをつくりたいなと思いました。
記念すべき第1回目の紹介本は
『「具体⇔抽象」トレーニング』
という本です!
この本を読んだきっかけは確かTwitterのタイムラインでたまたま流れてきて気になったのでAmazonでポチッた感じですW
そしたら、なんと神本だった!!!
というわけで皆さんにも布教します(* ̄▽ ̄)フフフッ♪
この本はどういう内容の本なの?というと
「具体と抽象」という思考の軸を持って周りの出来事を見ることで
✅一見関係のないようなことから類似性を見出す
✅コミュニケーションギャップを解消する
✅自分の頭で考えて「自分なりの解」を出せるようになる
といったことを目的として書かれています。
…といわれてもイメージつかみにくいですよね。
ふーーーんって感じですよね。
この本は、「具体」と「抽象」というものがどういうものであるかについて
これでもか!!!
というくらい丁寧に解説をしており、さらに思考するうえでの活用方法を具体例を踏まえて解説しているのでめちゃくちゃわかりやすいです!
もっと簡単にいうと、
この本をしっかり読み込んで考え方を実践すれば読む前より確実に頭がよくなる。思考力が上がる。言語化能力も上がる。
うん。断言するわ。
本の構成はこうなってます。
第1章:なぜ具体と抽象が重要なのか?
第2章:具体と抽象とは何か?
第3章:抽象化とは?
第4章:具体化とは?
第5章:「具体⇔抽象ピラミッド」で世界を眺める
第6章:言葉とアナロジーへの変換
第7章:具体と抽象の使用上の注意
まずは、具体と抽象に関して学ぶためにその必要性を認識することが大事なので、第1章でその重要性について述べています!
そして、その後では、第2章から第4章まで「具体と抽象とは何か?」を丁寧に説明しています!
そして、第5章以降では具体と抽象の考え方のフレームワーク(考え方の型)を紹介し、第6章でその応用方法の仕方について、第7章でその名の通り使用上の注意について書かれています。
第7章めっちゃ大事なこと書かれてます。
読み飛ばしちゃだめだよ!!
内容については著作権の関係で書けませんが、、
僕がこの本を読んで、
「みんながもしこの本を読むならここに注目して読んでほしい」
というところを紹介します。
まず、「抽象化」とは何か?
という点です。
少しネタバレになるのですが、「抽象化」とは
「目的に応じて都合のいいように切り取ること」
です。
いわれてみるとその通りなのですが、抽象化をするにあたり、大半の人はそれを無意識で行っているために、切り取った側もそれを聞かされた側もこの「目的に応じて都合のいいように切り取って表現していること」に気づきません。
それゆえにこのことがコミュニケーションギャップの大きな要因となっています。
では、このギャップを回避するための手段として
「前提条件」を明確にするというのが挙げられます。
「前提条件」というのは、
✅「どういう条件の下で」
✅「どのような目的で」
といったことです。
この考え方は、自分でも読む前からそういう考えを持っていたのですごく納得しました!!(ここまで明快に言語化はできてなかったケド…(;^ω^))
で、
これって、Twitterでよくみられる光景だと思うんだよね。特にバズってるやつ。
引用リツイートとかリプとかで炎上してたり、言い争っているのがよく見受けられるけど、この視点を持つと、大半の各々の発言が「前提条件」があっていない、または「前提条件」を踏まえていない「無意味な」意見ばかりってわかるんだよね。
だから、ネットの不毛な争いっていうのはそもそも「前提条件」が違ったりしているからほんとにその議論は不毛だったりする。
そして、さらにこの視点を持てば、
たとえ自分と違う立場の人の意見でも「前提条件」を推測することで、最初から否定的にならずに済んだり、むしろその人の理解が深まるのにつながる。
また、自分の「前提条件」から見て、活かせること・活かせないことが情報から読み取れたりできるようになると思う。
だから、ここはめっちゃ大事だなと思いました!!
あとは、「アナロジー」ですね。
これは、簡単に言うと、「一見ぜんぜん関連性のない事柄同士から抽象度の高い共通していることを見つける」といった感じです。
肝は具体的な共通点ではなく抽象度の高い共通点、ということです。
まあ、これは「具体化」と「抽象化」の応用的な手法なので、具体例をパッと挙げろと言われても難しいのですが、、
(一応具体例は本に載っています)
まだまだ、僕も修行中です、アナロジーは。。。
これができると、似ているもの同士から新しいアイデアを得ることができます。
これは、ちょうど自分が通っている大学の教授も
「工学はアナロジーだ(`・ω・´)キリッ」みたいなことを言っていて、僕もその考え方は工学に限らず応用できるなと感じていて、よりその考え方を洗練させたいと思っていたのでこの本はぴったりでした!!
他にも注目ポイントはもちろんたくさんあるのですが、それは読んでからのお楽しみ!!
自分で見つけてみてください、感想もらえたらうれしいかもー!
まとめ
これ読もう!!!
うん。読んで。感想ください👍
最後に
ちょうど本の内容のようなことを本を読む前に考え始めていたときにこの本に出会ったので、この本すげーなー!!となりました(笑)
で、そうするとこんな本を書いた人の経歴が気になりますよね…?
うん。なるはずだ(断言)(決めつけ)
そしたら、東大工学部卒だそうです。うーーん、さすが!!
別に東大だからすごいとかはないし、学歴ですごいっていうのはないけど、「凄い!!」と知った後に東大卒だったと知るとすごい納得感よね。
だから、みんなが東大出身に憧れ抱くのもわかるなあああと思う!
でも、同時にだからといって東大には敵わないんだとかそういうのは思う必要はまったくない。
なぜなら、そう思ってしまうとこの東大の人ではなく、自分の可能性を信じきれない「自分」に負けていると思うから。
だから、思う必要もなければ思わなくていい。
むしろ、東大出身の方が編み出した「系」を駆使してアウトプットをし、自分だけのオリジナルをほんの少しでも生み出せばいいのです!
あ、これ全部自分への言い聞かせです(自戒)
でも、上の文の「東大出身」の部分を、みんなそれぞれが思う「凄いと思っていること」に置き換えると、みんなにも同じことが言えると思う。
(置き換えるというのはこの本でいう「アナロジー」!(たぶん))
みんな、「前提条件」が違うのは当たり前なんだから、変に落ち込んだり、自己肯定感下がる必要もない。
むしろ、「こんなすごいこと知れてラッキー!!さっそく日常で(自分なりに)応用してみよう!」という軽ーい心持ちでいいと思う!!
どんどん実践しよう!!
あと、著者が工学部というのも納得。というのも実は工学部というのは「アナロジー」の概念が重要となる学部なんですよね。
工学部で一定レベル以上の勉強をちゃんとしてきた人は言語化できていなくてもその感覚はあるんじゃないかなあと勝手に思っています。
また、自分は本を読むときに自分が重要だと感じた場所に黄色マーカーでマークしたり、読んで思いついたことをすきまにメモったりしてます。↓
こうすると、何度も読み返すときに自分にとって重要な箇所を何度も反復しやすいと思うのでおすすめです。
本は読みこんで書き込んでボロボロになってナンボ!!
今回の記事を読んで気になった方はぜひAmazonでポチって何度も何度も読み込んでみてください!!
おわり!!