シバカリーワラ@三茶 でおやさいとスパイスの復習
こんにちは! おやさい料理研究所の所長で栄養士のたかはしかよこです。
私にとってのおやさい料理研究の先人の一人がシバカリーワラさんです。(お店の名前、店主は山登さん)
おやさい料理研究所が本格的にスパイスを使うきっかけになったのがここで出される「キャベツのアチャール」です。
研究所のアチャールレシピはこちら↓
久々に本家のアチャールを賞味
あ、写真奥の小さい緑です。
以前、オリジナルのレシピを公開されていたのを見つけて作ったのがきっかけでした。
本家のはお砂糖入ってるのでけっこう甘い。キャベツはかなりぐったりしてるので塩入れたときにしっかり揉み込んでいると思いました。このスパイスの香ばしさが体の中の何かをくすぐるのです♪ おやさい料理研究所は「とにかくかんたんに」なので揉み込まないスタイルです。
今日のランチメニューは
サーグチキン
ポークチリキーマ
ケララベジタブル
の三種。
個人的にとにかくはずぜないのがここの野菜のカレー!
一般的なカレー屋さんの「野菜のカレー」って冷凍野菜のことが多くて「仕方ないからラインナップの一つに入れている」みたいな感じが多い印象が強いのですが、ここのは初めて食べたときびっくりしたものです。いや、毎回びっくりするんだけど。
野菜だけで十分に満足できるカレーは滅多にお目にかかれない。
今回はケララカレーで、タマリンドの酸味とココナッツミルクのソース。しめじになす、エリンギ、ポテトでした。さらにびっくりだったのが生の玉ねぎが載ってる!!炒めてない玉ねぎ!!
あとで山登さんに伺ったところインドでは、食堂に行くと突き出しとして生玉ねぎの輪切りとレモンが出るそうで、玉ねぎが消化を助けるので油が多めのカレーと相性がいいそうです。なるほど〜。
インド人はサラダみたいな食べ方はしないのですが生玉ねぎは常食されているそうです。そういえば同じ三茶のカレー屋さんサンバレーホテルのビリヤニもその組み合わせでついてきてた。
ちなみに、野菜のカレーですがこれも知り合いのインド人に聞いたところだと基本はなるべく1種類で作られると聞いてます。「混ぜると味わかんなくなるでしょ」って言われたもので、なるほど!とおやさい350のレシピ組み立ての思想の一つとなりました。
シバカリーの野菜は混ぜてるんだけど心憎い組み立て。え?これにじゃがいも入れる?って思ったけどナスもじゃがいもナス科だしね。タマリンドの酸味が効いててフレッシュなパクチーが口の中に広がると口福でございました。クローブのホールとマスタードシード、クミンシードを確認。「野菜がおいし〜」を堪能。
おやさい料理研究所で公開しているアチャールのレシピは他に、にんじん、ポテト、かぼちゃ、青パパイヤ、ゴーヤがあります。
ちなみにポテトのアチャールもお店のが美味しかったので勝手に再現してみたんですが、今日確認したら本家では炒めものだったという答え合わせが(笑)
そしてもう一つのカレーはほうれん草で緑色のサーグチキンハリミルチを。ハリミルチって青唐辛子のことなんですね。
このシバカリーワラは、2月中旬に入ると毎年お店を閉めて「インド休暇」に入ります。1か月半くらいかな、久々長期休暇前に!とランチタイムを狙っての勝手に研修ご飯でした。ごちそうさまでした。
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