表メニュー と 裏メニューを出せる?
こんにちは。STUDIO RのKeikoです
久しぶりの「説」シリーズです
例えば、エクササイズの種類を
1レッスン内で10~20種類ぐらい
選択して決めたりしますか?
グループクラス用とプライベート用や
今月のテーマは
「肩甲骨の安定」
なんて決まっていたりしたら
どんなメニューを考えるでしょうか
主要なエクササイズリストができあがったら
インストラクターの皆さんなら
・ ティーチング練習をしている
・ 自分で身体を動かしている
・ 色んなレッスンを受けてキューをたくさん知っている
息を吸ってどう動くといいか
吐いたらどんな筋肉を意識するか
どんなことに注意するか
エクササイズのポイントをしっかりと
伝えていると思います
例えば、「肩甲骨の安定」だとすると
肩を動かすエクササイズをプログラムする
肩甲骨周囲を力まずに、スムーズに動かす意識
呼吸を正しく伝えて、首・肩周りが緊張しないこと
胸郭が飛び出さずに、腹筋に意識をいれること
などを言葉やエクササイズ動きに応じて
ティーチングを進めていくでしょう
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私の考えではこれが「表メニュー」になります
ここから私の「説」となる裏メニューを
説明してみたいと思います
写真からいくつかのエクササイズを想定できますが、
例えば、このエクササイズでは
「表メニュー」以外の関節も筋肉にも動きがあります
骨盤や股関節、腰椎~胸椎の動き、
脚のアライメント、足のストラップ(注意点)
マシンのセッティングなどです
これが、私の考える「裏メニュー」です
エクササイズとしては表も裏メニューも必要になります
かといって、ティーチングで伝えることを
増やせば良いわけではありませんね。
全部バラバラに伝えてしまうとテーマからは
ズレてしまいます
結果的に、最後は何がテーマだったか
わからなくなってしまいますからね
さあ、2つのメニューをどうすれば
効果も出て、テーマを達成できるのか!
実は表メニューの注意点や意識すると良いことは
裏メニューが絶妙に機能していると獲得できるのです
つまり
どのタイミングで足や骨盤を使うと、肩甲骨が意識しやすいのか。
どのようにマシンのセッティングを変えたら、
胸郭上に肩甲骨が安定して動けるのか。
それらを観察して進めていきます。
もし、意識するとよいこと、注意することばかりに
キューイングしていると気づいたら、
お客様の反応が変わらないなって感じたら、
「あ、裏メニュー出してみよう」って思って
ぜひ、トライしてみてください。
さて、今回の説はいかがでしたか。
おそらくですが、いざやろうと思ったとき
意外とエクササイズ全体の構成を
よく見直し、良く動き、よく研究する時間が
必要になってくると思います 😀wow