ぎっくり腰はインストラクターのせい?
こんにちは。STUDIO RのKeikoです
先日、インストラクターの方々からの
相談事が全く同じ内容が続いた話
急に寒くなったり
ちょっと心が折れる瞬間が続いたりした事も
あってか、背中の辺りにピキッ💢っと
走る一撃を感じる人が多かった気がします
インストラクターの方々のところにも
お客様は先月までは調子が良かったのに
急にぎっくり腰になってしまって
とか、ピラティス終わって翌日から
何だか首が痛くなってしまってとか
腹痛で動けなくなりました。とか報告を受けたそうで
(内心は、オロオロ😓だったようですが)
インストラクターの方達はきちんと対応されてます
まずは、
お客様の現状をよく聞く(医師の診断、痛み方、きっかけ)
前回のエクササイズで何かしたかを振り返る
100%自分の責任とは限らないが「丁寧に対応する」
といった対応をとられています
がしかし、インストラクターの方々の
ご相談の共通点は
「私のアプローチが間違っていたせいでなったのか」
「何がいけなかったのか」
「どうすれば良かったのか」
という気持ちであふれかえってました
話を伺うかぎり、どの相談も
行っている内容に間違いは見当たらないのです。
むしろ、安全な範囲で無理をさせず
求めたい動きと筋肉を使い
いつものピラティスを行っていた感じです
ただ、何かを提供する/したという時点で
ピラティスをきっかけに
パーセンテージは低いと思いますが
具合が急に変わることがあるということです
直接的なことではなくても
いつもと同じようにやっていても
これは起こり得ます
できていること
動きが悪い、硬いところ
見た目が違うところ
筋肉が抜けてしまうところ
このような部分に対してアプローチしています
なので、時間の経過と共にもちろん、
それらに改善が見られます
お客様の24時間のうちの60分
私は長年、お客様と関わって
気づいたことがあります
お客様の24時間/365日のライフスタイル
ピラティスに24時間の内60分のレッスン
(月に何度か)
通常のレッスン内容だけだと
機能的に可動域が上がる、筋力もある程度変わる
姿勢も変わるんですけど、正直それだけでは
お客様のライフスタイルの動きに
勝てる気がしていません
じゃあ、どうする??
お客様の365日(ライフスタイル)の特徴を知る
季節性/仕事/家族による気分、体調の変化を年間で見る
衣食住の年間の様子を観察する
エクササイズは可動域、見た目ではなくいつでも、どこでも対応できる持久力、耐久力、ウロウロできる動きの質を上げる
比較対象は教科書ではなく、お客様本人と比較する
これは客観的に行っていきます
感情論(主観)でいくと、「こうしてあげたい!」
「治してあげたい」「こうなればいいのに!」
というインストラクター欲が出ますから、
そこを越えるには、
一旦「欲」はやめましょう!
(⚾ぽくなってしまったけど😂)
そんなに ねほりん はほりん
お客様の365日のライフスタイルを
把握する必要はないですけど💦
年間を通して、この時期になると
「花粉症ある人だったな」
「腰の事を心配する言葉が増える時期だな」
「寒くなると、古傷痛むって言ってたな」
家族の変化
「お子さんが入園する」
「介護が始まる」
衣食住
「この時期は食欲をなくすんだったな」
「靴はヒールが好き、冬はブーツだったな」
細かな事ですけど、こうしたレッスンでは補えない変化を
よく把握しておくことで、私はだいたい
数ヶ月前ぐらいからこの辺りの情報と
それらの準備に値するエクササイズの選択なんかを
紹介しています
未然に起きて欲しくないことはそれらの準備が必要なんだ
ってことを一緒に考えていきます
そしてエクササイズ自体ですが、
これはやっぱり個人との比較なので
スムーズにエクササイズがいかない人も
何でもどんどん出来てしまう人も
このエクササイズをやればいい!みたいなものはないです
同じエクササイズで良いです
繰り返し回数を変えたり、負荷を変えたり
スピードを変えたりするだけで
色んな可動範囲を
色んな刺激に耐えられる状態に
持久性、耐久性を上げていかないとならないですね
失敗から学ぶといいますが
今回のご相談してくれたインストラクターの方々は
こういう経験によって次のお客様の
レッスンが怖くなると言います
どこまでやればいいか迷ってしまう
なので
「もっとその方を知ってみよう」です
今回の痛みは以前にもこの時期に経験があったかもしれないし
仕事や家庭でストレスになることや悲しいことが
あったかもしれない
今年は暖冬、いつもなら秋ぐらいにぎっくり腰増えるけど
??今年はなんかいつもより発生が遅いか?
とかですね
色んな話をお客様とすることです
「来年の今頃は気をつけないといけないですね」
「その数ヶ月前から予防できるエクササイズはやりましょうね!」
などなど
話合いを重ねることで共に向き合えるようになります
いつ起きてもおかしくない事だけど
起きると結構落ち込みます
でも。できることはいっぱいありますから
自信を持っていきましょう