2024年4月の園だより
①主題
4月主題『出会い』
主題聖句:新しい歌を主に向かって歌え。 詩編96 編1 節
②今月の保育の目標
☆0歳児: 神さまからお預かりしている大切な存在として育まれる。新しい環境の中で保育者や友だちにであう。春の陽射しや風に心地よさを感じる。
(保育者は)一人ひとりの生活リズムや発達段階に合わせ、どの子もが安心して過ごせるように関わる。
☆1~2歳児: 保育者と一緒に祈ったり賛美する中で、心地よさを感じる。出会いやつながりを感じて、安心して過ごす。春の自然に出会って喜ぶ。
(保育者は)一人ひとりの思いを受けとめ、安心して過ごせるよう丁寧に関わる。
☆3歳児: 進級児も新入児も新しい出会いの中で、毎日祈りと賛美をする生活が始まる。好きな保育者、人、遊び、場所を見つけ、安心して遊び始める。花、草、砂、虫、春の自然に触れながら遊ぶ中で、やってみたい気持ちが芽生える。
(保育者は)子ども、保護者、教職員同士、一人ひとりの名前を呼び、関わり、信頼関係を築く。
☆4~5歳児:日々、賛美や祈り、聖書の話を通して神さま、イエスさまに愛されていることを感じる。新たに出会う保育者や友だちとの関わりの中で、また、新たな環境の中で安心して過ごす。芽吹く季節を感じ、自然の力と美しさを楽しむ。
(保育者は)子どもと保護者の心に寄り添い、信頼関係を築く。保育者間での連携をもって漕ぎだす。
③園長より
2024年度から十日町幼児園の園長として働くこととなった寒河江 健(さがえ・けん)と言います。千葉県から十日町市に引っ越してきました。新生活を送っています。
皆さんは「新しい」という言葉からどんなことを連想しますか?新しい服や靴はピカピカでうきうきしますし、新しいおもちゃやゲームを手に入れたらにやにやワクワクしますね。では「新しい」にはうれしいことだけでしょうか。そんなことはないと思います。新しい園や学校、会社に通うのはドキドキします。どんな人がいるんだろう。うまくやっていけるかなと不安になることもあるでしょう。「新しい」という言葉にはうれしいことから不安なことまでいろいろな思いが詰まっています。
うれしいことから不安なことまで幅広く包んでいる「新しい」ところで私たちを待っているのは「出会い」です。素敵な人、お友だちと出会えたらそれはとても素晴らしいことです。でも「新しい」ところで出会うのは良いことばかりではないかもしれません。うまくなじめずに悲しくなり、泣いてしまう場面もあるかもしれません。
新年度、「新しい」環境でうれしいことから不安なことまでいろいろな「出会い」をする子どもたち一人ひとりと丁寧に向き合って、その成長を支えていきたいと願っています。きっと子どもたちは「新しい」「出会い」を糧として成長してくれるでしょう。園長 寒河江 健